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また今日も会社に行けなかった【完】

混沌とした2020年が終わり、あっという間に2021年。そして今日も、わたしは会社に行けなかった。

休職していた10月下旬から今日まで、胸の痛みや喉のつかえ、不安感などいろんな症状と向き合いつつ、なんとか回復まで持っていけたような気がする。

「気がする」というのは、目に見えないメンタルの状態は自分ではなかなか気づきにくいということがこの3ヶ月でよく分かったから。良くも悪くもね。

今は比較的良好だと思うけど、大きな音がするところや人でごった返しているところはもうあまり近づけないだろうなぁ。

渋谷や新宿のような街のいたるところからガンガン音楽が流れている場所を想像するだけで、心臓の奥の方がグッと痛くなる感じ…あとド派手なアクション映画はもう映画館で観れなそうかな…

でもこれらに関してはコロナの感染リスクが少し低くなるかも?とプラスに考えることにしよう。あとは、そういうところだと散財しがちだから、節約できるかも?も追加で。

そして、今後のこと。5月に就職した会社を辞めて、業務委託でライターとして働くことになりました。

まったく別媒体の企業さんとも契約いただけたので、ひとまずホッとしています。ライターを続けることができるのも。

実は12月ころ、もうライターはいいかな〜と思っていた時期もあって。「面接官をやってみたい」というただそれだけの漠然とした理由で、人事を募集していた会社数社に書類提出していました。

結果、まー落ちる落ちる。今考えたら当たり前ですよね。営業→WEBマーケ→WEBライターの経歴の人がなんで人事???と採用担当の方もハテナでいっぱいだったことと思います。

そんなわたしも、落ちたところで対策対策!とはならずに、あーこんなに落ちるならもういいや〜と面接官願望をサッと打ち切りました。

そんな折に、サークルの後輩から同じサークルの現3年生が、わたしが新卒就活で入社した業界に興味があるらしく、ちょっと協力してくれませんか?と連絡がありました。

幸い時間がたっぷりあって(ありすぎて)、わたしの経験が誰かの役に立つなら…という想いで快諾。後日、就活生から送られてきた質問票を受け取り、早速回答していくことに。

回答していくなかで自分でも驚いたのが、「ライティング楽しい!!!!」でした。構成も文章表現もあったもんじゃなかったけど、それでも書くことがこんなに楽しいと思えるなんて…と自分で自分にびっくり。

質問票の回答だけじゃ物足りなくなって、就活終了後に誰に頼まれるでもなく作成した純度100%の自己満足就活レジュメを掘り起こし、これまた誰に頼まれたのでもなく編集。かつて自分が書いた文章表現を少し手直ししているときも、「楽しい!!!!!」と思いながら作業に没頭していました。

依頼を受けていた就活生に質問票とレジュメを送付すると、感謝×100くらいの熱量で返信メールをいただきました。正直、1円にもならなかったけど、やっぱりライター続けたいという想いに気付かされた非常に忘れがたい経験でした。アリガトウ、就活生。ガンバレ、就活生。

そこからはもうトントン拍子で、たまたま転職サイトをぼーーっと眺めていたら条件がよく、かつ信頼性のある企業の業務委託案件を見つけて。書類審査通過後の課題選考で、出来が非常に良いと褒めてもらえて(ほかの人にも言ってるかもしれないけど)、ドキドキ面談も乗り越えて、契約を結べることになりました。

今年の4月で社会人4年目を迎えますが、こんなにも早くフリーランスという働き方をするとは思ってもみませんでした。

いつも入社前に舞い上がってしまい、高尚なことを考えて失敗してしまうので、もう抱負とか世の中にどうなってほしいとかそういうのはナシ。

主語を自分にして、自分がどうなりたいか・どうありたいのかをゆるゆると考えて実践していきたいなぁ。

わたしの場合、無理をして深夜早朝問わずガツガツ働くのは、魚が陸で呼吸すると同じくらい無理難題なこと。

ゆるりとペースを保ちながら、ライターとしての腕を磨いていきます!(このくらいにしとこ)

それから、フリーランスになったら諸々の行政手続きがあると思うので、それを完遂できるように頑張ります!

この働き方が合わなかったらそのとき考えよう。とりあえず、休職期間中に失ってしまった貯金残高を少しずつ戻して、そして増やしていけますように…



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