最近まで水族館に居たラッコたちの話。
私のTwitterを最近フォローされた方のために、最近まで水族館に居たラッコのことを説明しておきたいと思い、noteにまとめることにしました。
最近まで、と言いながら、もうだいぶ昔のことになるようです。
パタ
大阪・海遊館にいたラッコのパタさん。1996年6月28日、海遊館生まれ。
海遊館の箱入り娘。美人さん。もはや伝説級に可愛い。みんなのアイドル。
私をラッコ沼に引きずりこんだ張本人。わがままな性格。
2017年10月10日、21歳3ヶ月で亡くなりました。
この本はかわいいパタさんの写真盛りだくさんなのでおすすめです。
明日花とラッキー
私のTwitterの投稿に一番出現するラッコたちです。
神戸市立須磨海浜水族園、通称スマスイに居たラッコ。
明日花は1999年2月3日生まれ。スマスイ生まれスマスイ育ちの神戸のお嬢様。ややつり目。
丁寧にグルーミングをしていました。いつももふもふ。
スマスイリニューアルのために、ラッキーと一緒に鴨川シーワールドに移動し、バックヤードで生活。2022年5月10日、天寿を全うしました。23歳2ヶ月。
ラッキーは1998年5月13日、かごしま水族館生まれ。その後、新潟県のマリンピア日本海から、明日花のお婿さん候補として来園しました。
目がくりくりしていて可愛い。鼻が四角っぽくて大きい。明日花のことは大好きだけど、花より団子な一面がある子でした。明日花のご飯を横取りするジャイアン。今ではメイちゃんがジャイアンって言われてますが……。
2021年5月9日、鴨川シーワールドのバックヤードにて亡くなりました。22歳11ヶ月。オスとしてはもっとも長生きしました。
クータン
新潟市水族館マリンピア日本海にいたラッコのクータン。
2001年5月28日、のとじま水族館生まれ。可愛い子でした。かつて、海遊館やスマスイにいたこともあります。
この子もグルーミングを丁寧にしていたように思います。もふもふ。
照明の加減で黄色っぽく写りがち。
2020年3月23日に亡くなりました。18歳9ヶ月。
ラスカ
石川県、のとじま水族館に住んでいたラッコ、ラスカさん。野生下で生まれた個体で、すごく長生きしました。クータンのお母さんです。
高齢ですがグルーミングは丁寧に行っていました。
ガラス面が傷だらけで写真を撮るのが難しかったのを覚えています。
2020年9月12日、推定25歳で天寿を全うしました。
マナ
福岡県のマリンワールド海の中道にいたラッコのマナ。2012年1月25日生まれ。人工保育で育ったラッコです。すごく大変だったのですが、無事に成長しました。
リロくんとは相思相愛で、何かといちゃついてました。こちらが恥ずかしくなるくらい。
妊娠もしたのですが、それによって命を落としてしまったのです……。2021年2月22日、8歳0ヶ月という若さで。
この本では、マナちゃんの飼育日記もかなり詳細に載っていて、とても興味深く勉強になります。ラッコファン必携。おすすめ。
ロイズ
鳥羽水族館にいたラッコのロイズ。2005年5月4日、アドベンチャーワールド生まれ。
黒いラッコ。よくメイちゃんのご飯を食べてました。真面目な性格ですが、メイちゃんみたいに要領は良くなくて少し不器用。そんなところが愛おしいです。
2018年10月31日、13歳5ヶ月で死亡。もう少し長生きして欲しかったな。
他のラッコたち
私が会いに行けなかった他のラッコたちも紹介します。
パタさんが亡くなった時点で日本の水族館にいたラッコは11頭。
カンナ(メス、アクアワールド大洗)
クータン(オス、マリンピア日本海)
ラスカ(メス、のとじま水族館)
メイ(メス、鳥羽水族館)
ロイズ(オス、鳥羽水族館)
明日花(メス、須磨海浜水族園)
ラッキー(オス、須磨海浜水族園)
ナダ(オス、アドベンチャーワールド)
キラ(メス、アドベンチャーワールド)
リロ(オス、マリンワールド海の中道)
マナ(メス、マリンワールド海の中道)
そのうち、現在生きているのは、メイ、キラ、リロの3頭のみ。
カンナちゃんとナダくんには会いに行くことが出来ませんでした。
キラちゃんにはまだ会いに行けてない。
会いに行きたいなとは思いつつ、鳥羽水族館のラッコ水槽前の混雑具合を見ると、えげつないなと思います。特に、最近急激にラッコブームが訪れているようで、会いに行くのを少々ためらうほど。
今いるラッコたちが元気で過ごせるなら、それだけで幸せだなと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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