小田原での忘れ物
小田原名物、曽我の十郎梅。
知りませんでした。
去年、一時東京を拠点にしていたことがあり、ふらりと日帰りで、気軽〜に小田原行ったとき、
お城見て、
海鮮食べて、
売れてるのかよくわからない海鮮おつまみの自販機の写真とか撮って
それで呑気に帰ってきてしまったのです。
おとつい、ぼーっとテレビを見ていたら、三宅裕司さんの番組で小田原を紹介しており、梅干しの名店ちん里うさんを相当長く紹介していました。5代目の奥さんのご主人はドイツ人で、鮮やかな日本語で梅干しのことを語っておられたのが印象的でした。
また、天保時代の梅干から、近年何十年かはほぼ毎年分の梅干がガラス瓶に入れて貯蔵されていました。古い梅干は見たことがあるんです。和歌山みなべのどこかで、江戸時代か何かの、カラカラの黒くなった梅干し。それでもまだ食べられるって聞きましたね。でもこんなに毎年分の展示はなかったので、是非この目でじっくり見てみたいものです。天保時代のものは黒くカラカラですが、三宅裕司さんと同じ年の梅干は、ちゃんと梅干しの色と形をして液に浸かっていました。
調べると、
小田原城を乗っ取った北条早雲が戦時食として梅干しの素晴らしさに着目し、政策として梅林を作り、梅干しづくりをおこなったそうなのです。
曽我の十郎は、梅干しにぴったりの品種で、ブランドだそうです。南高梅も素晴らしいのですが、今年はせっかく知った曽我の十郎を少し漬けてみようと思いました。
思いましたが、生梅は目玉が飛び出るお値段だったため、またいつかにします。
ところで、うちにも祖母が遺してくれた30年梅があります。
真ん中の黒い2つです。
うちにはこれ以外、今食べてる今年の梅しか全く残っていないけど、今後は毎年分、少しずつ残していこうかなと思います。
三宅裕司さんの番組で、決意したこと3つ。
1. 次小田原に行ったら、ちん里うさんの博物館に行く。
2. いつか曽我の十郎梅で梅干しを漬ける。
3. 自分の梅干しを少しずつ毎年残していく。→これが一番難しい。
頑張ります!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?