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玄米の栄養を吸いつくす 上

きょうも、おいしいお薬のお話。 

みなさんは、玄米は好きですか。
あまり好きではなかったとしても、この健康効果をないがしろにしていただきたくないので、手づくりオタク、健康オタクなら是非一度味わってみていただきたいレシピを次回、紹介します。

今回は前説です。

玄米をいただくことは、お米の命丸ごといただく行為。「一物全体」という言葉がありますが、これは「食べ物は丸ごといただくのがいい」、という考え方です。根でも葉でも皮でも、すべてあってこその一つの命。どれかが欠けると、命にならない。できるだけ捨てずに体に取り入れたいものです。

昔の日本人はお米を精製などせず、当たり前に玄米で食べていました。それが江戸時代になってから、江戸の町では白米が食べられるようになってきました。  

白いご飯はピカピカきれいで、口当たりもいい

だけど謎の病が流行。
「足元がおぼつかなくなる」
「怒りっぽくなる」
「疲れやすくなる」
など。
でも、江戸を離れると治ってしまう。
当時これは「江戸わずらい」と呼ばれました。
明治になって解明されたこの原因はビタミンB1の欠乏、つまり脚気。ビタミンB1米ぬかの部分にたくさん含まれています。

現代人が白米食べてても脚気にならないのは、栄養が他からも多く取れているからだというのはオリビアの勝手な推測です。😁 

そう思うと玄米はたった一食品で、かくも体のバランスがとれるほどの栄養素を備えた優れものの食品なのです。

土に埋めるだけで次の命を生む。
そんな玄米の生命力をいただきましょう。

オリビアの普段使いは「なでしこ健康生活」という炊飯器。
玄米は美味しく炊くのが至難の業で、それが人を玄米から離れさせる原因にもなるのですが、
これを使うと、スイッチポンだけで柔らかな美味しい玄米が炊ける!!!!  
(玄米の炊ける炊飯器は他にもたくさんあります。私は他を試したことないですが、なでしこさんで満足してます)

さて、次回は本題。
玄米を「食べる」ではなく「吸いつくす」とはどういうことなのかを綴っていきます。

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