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料理はトライアンドエラー
先日作った梅酒かん(梅酒を寒天で固めたもの)がとても美味しかったから、梅酢で寒天を作りました。赤くて甘酸っぱいお菓子のような寒天です。
ババン!
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真ん中には梅干し。
7歳の姪に切らせて、
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実食。
うーん、微妙。
梅で寒天を固めるときに難しいのが、味の濃さ。寒天を溶かした液は別で作り、味のある方の液に最後に混ぜなければいけません。でないと酸味のあるものは、うまく固まらないのです。最終の味の予想をしたうえで、味付けの液を完成させておかねばならず、寒天を混ぜてからはもう何も調整できません。
初めの液が、薄かったですね。
濃くしなきゃとは思っていて、赤い色を楽しむべく多めの量の梅酢、そしてきび砂糖は50gほどを投入。ですが圧倒的にきび砂糖の量が足りない。
これは、梅酢の塩分が原因のように思います。どれだけ砂糖を入れても、かき消すというか…。お湯で原液を作った時は甘い味がしていたと思ったのですが、冷えたら無くなっていました。
めっちゃ砂糖入ってるくせに、全く甘くなくてカロリーだけが高い梅酢寒天…
いつでも痩せたい私には色んな意味で残念な一品。
10歳姪と、母と、研究しました。
「これを、辛くして食べるのか、甘くして食べるのがいいか」
まず、醤油の方。
「これはこれで、まあ、いいのかもしれない」
つぎに、かき氷シロップに漬けた方。
「おいしいような、おいしくないような」
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そう、どっちつかずの、なんとも言えない味なのです。
甘い材料は甘く、辛い材料は辛く。
料理漫画「味いちもんめ」で、料理人が味付けの基本として言っていました。
梅酢は辛いのだから、それに砂糖をたくさん入れていった時点で負けだったのかな、と思います。
とはいえ、食べているうちに慣れてきて、
「まあ、こういう料理と思えば食べられる笑笑」と言いながら、最後は全部食べました。
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