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成人した三日坊主が3年絵を続けた話⑥~3年目後半編~
ちょっとした変化
2年半ずっとダラダラ描いていたためモチベーションも落ちてきていた。だが何をすればいいかも分からなかった(今もあまり分かっていない)。
そんな2020年の秋、仕事の都合で資格の勉強をすることになった。そんな大層な資格でもないが、意外と合格者が少ないあの資格だ。
受けることが決まる前、少しだけ過去問を見たが全く理解できず困惑した。高校以来まともに勉強をすることがなかったためネガティブな感情も強かった。しかし、講座を受け体系的に学ぶとスッと入ってきた。
一週間後に試験を受け無事合格した時、「大人になってもまだ勉強(吸収)できるじゃん」という成功体験を得た。この心境の変化で今までとは違い絵を勉強してみたくなっていた。
でも何を?どうやって?
ある投稿との出会い
いつものようにTwitterを見ていると、フォロワーの一人が絵に関するnoteのリンクを貼っていた。
この記事はTwitterやイラスト関連のnoteにおいてさんざん触れられているため天邪鬼としては触れたくないのだが仕方ない。
記事の感想
第一印象としてすごいとか悔しいという感情より恐怖を感じた。
チャレンジ精神、行動力、吸収力、ストイックさなど敵う要素が一切なかったためである。自分の2年半は・・・という恐怖と絶望だった。
この記事の方は絵の練習をするにあたって自力で情報を集め、書籍を購入し、邪念が入りつつも毎日欠かさず練習し、絵の添削まで依頼するなどしていた。
自分はそんなことができるほど強くないため、いくつか真似させてもらうことにした。
真似したこと
●本を買った。
とりあえず同じ本を買い、ノートに板書する感覚で勉強することにした。少し前にした資格試験の勉強と同じことだと思うとなんだか気が楽になった。
なんか一冊買うとAmazonでおすすめされてる本がもう一冊欲しくなってしまった。急にお金がかかる。
他の人が5年、10年と培ってきた経験、絵の学校で学んできたであろう知識に少しでも追いつくためには、こちらにも経験と知識が必要だ。そこで絵が上手い人の経験と知識が詰まった本で少しでもドープするより他にないと思う。
この本のざっくりとしたレビューも次の記事辺りで書いてみようと思う。
●1時間と決めて練習する時間を設けた。
ダラダラとやるのでなく、1時間だいたいこの時間帯にやると決めた。
余談ではあるがその間勉強の邪魔になる動画や生配信の視聴を禁止した。画面はSpotifyのアプリを最大化し、1時間のプレイリストを作って流す。広告のノリが嫌いなのでプレミアムにも入った。
本が届いた
2020/12/24に本が届き、ジャポニカ学習帳とシャーペン、あとデスクライトをお供に少しずつ勉強を始めていった。まだまだ学ぶべきことは多く、本の内容も把握できていることの所の方が少ないまである。だが、以前よりはるかに体や骨について考えながら描くことができるようになっていることは十分に実感できる。
今のところあの記事から真似ているだけだし、真似ている部分もほんの一部でしかないが悲観する必要はないと思う。この勉強自体始まったばかりだ。これから何をするかなんてことは今の段階を超えた後に考えてみようと思っている。
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