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【AC6 #37】星の核心

ウォッチポイント・アルファ 深度3のさらに下に発見された『未踏領域

アーキバスからの依頼で現地を調査したところ、ACの高度計でマイナス20000オーバーの深い深い地下に謎の巨大都市を見つけました。


ルビコン技研都市――

ルビコン3にてコーラルや関連技術の研究を行っていた組織『ルビコン調査技研』によって開発され、半世紀前の大災害『アイビスの火』で滅びた技研の遺跡。

ウォルターによれば、コーラルはこの都市の中心にあるそうですが…


ミッション『集積コーラル到達』


ではさっそく、技研都市の調査を…


と思いきや、アーキバスからは先行調査の打ち切りを通達されてしまいました。
いわく、今後の調査は同社のAC部隊が引き継ぐと。

…アイツら、最後の最後で
美味しいところだけ
かっさらうつもりだな…


外部の勢力を集積コーラルへ接近させないという意図が見え見えですが、今までアーキバスに体よく使われていた立場としては、このままおとなしく引き下がるつもりはありません。
相手がそのつもりなら、逆にこちらが出し抜いちゃいましょう!


アーキバスのAC部隊を叩きのめし、集積コーラルのありかへ一番乗りするために技研都市へ出撃です!


ミッション開始。
侵入した早々から、技研都市には腹に響く爆発音が轟いていました。
降り立った高架道路から見下ろしてみると、眼下のビル群にはレーザーやミサイルが飛び交い、時おり爆発の土煙も見えます。

その中に割り込みで聞こえてくる音声通信。
技研都市に先行したアーキバスAC部隊が、都市を防衛する技研製の無人兵器群と交戦中のようです。

アーキバスAC部隊の構成はV.Ⅵ メーテルリンクG3 五花海(ウーフアハイ)。
無人兵器の数が多いのか、メーテルリンクがしきりに増援を要請していますが…

こちらにとっては敵の数の少ない今が仕掛けるチャンス。
無人兵器もろとも、まとめて蹴散らしてやりますよー!!

交戦中の現場へ空中から接近し、ターゲットへ軽く一発。
アーキバスAC部隊の2名も突然の乱入者に一瞬だけ驚いたようですが、すぐにこちらへ向けて戦闘体勢に入ります。


メーテルリンクと五花海。どちらも先にアリーナで戦った相手ですが、パルスガン連射がうっとうしいメーテルリンクのほうが苦戦した記憶があるので彼女を先に潰すことにしました。

オラオラオラーッ!!!


射撃武器に反応して肩のシールドを張られても、シールドごとぶち破る勢いで両手のガトリングを連射。
相手のACS負荷を蓄積させてスタッガーを取ったら、即座に背中のワーム砲(スタンニードルランチャー)を撃ち込む。

これを1セットとして、ワーム砲のあと即座に2セット目のガトリング連射に入ったら、


あれ?

アリーナでの苦戦から警戒していたメーテルリンクをあっさりと倒してしまった…
少し拍子抜けはしましたが、まだ五花海が残っているので気を引き締めて続けます。


コイツはもともとレッドガン所属でしたが、ベイラムがルビコン3から撤退するあたりにアーキバスに寝返ったそうで。
壁越えやアイスワーム討伐、その他もろもろを成し遂げた猛者である621の首級を手土産にしようと目論んでいるようですが、

首 は や ら ん ぞ


五花海機はコア(胴)が大豊製重量フレームのせいか、メーテルリンク機よりも堅く感じたものの。
こちらの攻撃から逃げるためか、あるいは奇襲を狙っていたのか。ビルの間の狭い隙間に入り込んだのを見逃さず、ガトリングを撃ち続けて五花海も撃破。


…コイツら、射撃武器に反応してシールドは張ってたけど、ヴェスパー伏撃のホーキンス&ペイターみたいに回復はしなかったからあっさり倒せたな…


アーキバスAC部隊の2名を排除したあとは、彼らが撃ちもらした技研の無人兵器を殲滅。
邪魔者の掃除が終わって安全が確保できたので、先へ進みましょう。


崩れかけた道路を先へ進んでいくと、目の前に漏斗のような形状をした巨大な建造物が見えてきました。


ウォルターいわく、あの巨大建造物は『バスキュラープラント
今いる場所からまだ距離はありますが、この直下がコーラルの集積しているポイントだそうです。

今通った道路はここで途切れているので、さらに先へ進むには近くにある橋を渡るしかなさそう。
橋へ飛び移り、さらに前進…

と、次の瞬間、橋を越えた先の方向から車輪のような何かが高速で転がってくるのが見えました。

な ん だ コ レ は


どのような仕組みかはわかりませんが、高速で走り回りながら炎とミサイルをばらまく無人兵器。
正面からの攻撃は車輪の周りにびっしりと生えたブレードで弾かれるので、飛びながら10連ミサイルをばらまく戦法で倒しましたが…


アイビスの火から半世紀、もはや主の存在しない技研都市を今もなお守り続けている技研製の無人兵器群。
それらが長い時間、安定して活動を続けるためのエネルギーであるコーラルを、人は求め、争い続ける――


かく言う自分もその一人で、今まさにコーラル集積地点を目指して進んでいる…
アーキバスAC部隊の先鋒を排除し多少の時間稼ぎができたとは言え、そろそろアーキバスもこちらの動きを察知している頃でしょう。
企業の増援に追いつかれると面倒なので、先を急ぎます。


コーラル集積地点に近づいているためか、橋を渡った先は技研製兵器の数が増え、攻撃も激しくなってきました。
四方八方から延びてくるレーザーサイトの赤い光線で敵の位置を推測し、1機ずつ確実に片づけて進んだ先は…


眼前に迫るバスキュラープラント。
その直下はすり鉢状に地面がえぐれていて、底には湖が広がっていました。
強いコーラル反応のためか、湖の周囲が赤色の淡い光を放っています。

ついにたどり着いたコーラル集積地点。
アーキバスの増援がこちらへ追いつく前に調査を終わらせてしまいましょう。


湖の中は一見穏やかに見えますが、ウォルターによればコーラルの自己増殖がかなり進んでいるとのこと。
621が人としての人生を買い戻す金を手に入れるために探し続けていた大量のコーラルですが、ウォルターはそれを使って何かを為そうとしている…?

しかし、それを考える余裕はなさそうです。


頭上に機体反応。コーラルの赤い軌跡を描きながら湖の上を舞うその姿は…

外見はウォッチポイント・アルファ 深度3の巨大高炉で戦った無人機『エフェメラ』に似て?いますが、翅のように見える肩アーマーや逆関節の脚がより昆虫的な雰囲気をかもし出しています。

肩アーマーの内側には小さな花のような形のビットが左右6基ずつ――計12基仕込まれていて、宙に浮く機体の動きに合わせて赤い軌跡を描くさまはまるで翼のようにキレイですが…

目の前に現れたC兵器『アイビスシリーズ CEL 240
集積コーラルを手に入れるにはコイツを排除しなければ。最後のもう一仕事です!


今までの敵よりもはるかに速いスピードで縦横無尽に飛び回りながら攻撃を仕掛けてくるアイビス。
ビットからのレーザーが雨あられのように降りそそぎ、両腕から極太のビームやブレードの斬撃が繰り出されるのを避けて、両手のガトリングを乱射。
アイビスの動きが速すぎてガトリングだけではACS負荷を蓄積しづらいので、左肩の10連ミサイルも合わせてスタッガーを取り、動きが止まったら右肩のワーム砲を撃ち込む…

飛び回るアイビスと絶え間ない攻撃についていくのが精一杯でこちらの攻撃のチャンスはそう多くはないですが、何十回とリトライを繰り返し、少ない攻撃チャンスにはワーム砲を確実に決めていくことを心がけて、



アイビスを倒した!?

…と思いきや。



アイビスが湖に満ちるコーラルを取り込み、再び動き出しました。


溢れるコーラルの赤い光をまとい、スピードも攻撃力も、さらに攻撃パターンも大幅に増したアイビス。
造られた時に与えられた、コーラルを守るという役目をまっとうするために侵入者である621に迫ります。


しかしこちらも、やっと探し当てた集積コーラルをみすみす逃すつもりはありません。
前半戦よりもさらに慎重に敵に対応し、温存してきたリペアキットをフルで使う激戦の末に…



今度こそ本当に
アイビス撃破!!!




次回へ続く。

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