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【AC6 #36】為すべきを為すために

エネルギー物質『コーラル』をめぐる企業間の争いで、アーキバスと敵対していたベイラム


地下施設『ウォッチポイント・アルファ』の先行調査で功を焦った彼らは、深度1のトラップとその後のアーキバスとの交戦で戦力の過半数を失い、最後の砦であった精鋭部隊『レッドガン』も壊滅したことでルビコン3から撤退してしまいました。


ルビコン解放戦線からの依頼でアーキバスの強化人間部隊『ヴェスパー』の番号付き――V.Ⅴ ホーキンスV.Ⅷ ペイターを排除したものの、アーキバスの戦力には大した打撃にはならず…

ルビコン3のパワーバランスは今や、アーキバスが支配していると言っても過言ではない状態に。


そんな中、ウォッチポイント・アルファの調査で新たに発見された『未踏領域』の調査依頼が正式に入ってきました。


ミッション『未踏領域探査』


前回のミッションで一時的に中断していたとはいえ、調査依頼そのものはまだ続いていたようで。

今回調査する未踏領域は今まで調査してきた深度1~3と異なり、マップデータすらない完全な未知のエリア。
それゆえに、さらに慎重に調査する必要があります。


ただ、今回は単なる地中探査だけではなく別の任務もあるとか。


ブリーフィング担当のV.Ⅱ スネイルいわく、今までの依頼で621が調査してきたエリアに企業の許可なく侵入している者がいるので、発見次第排除せよと。

侵入者の姿にはどこか見覚えがありますが…さっそく未踏領域へ出発しましょう!


スタート地点は深度3。
エリアの中央にある巨大高炉を破壊し、レーザー障壁を解除したことでさらに下へ行けるようになっています。


すり鉢状に開いている大穴を、壁から突き出ている平らな岩を足掛かりにしながらゆっくりと降りていくと、黒く鋭い結晶がびっしりと貼りついている穴の底にたどり着きました。


さらに進めるところはないかと周囲を見回すと、ACがやっと通れるくらいの横穴を発見。
入ってすぐのところには大きな段差が。段差の上から下を覗いてみると、何やら緑色の光がうごめいています。


よく見ると、そのうごめくモノは胴体の一部が緑色の光を放つ芋虫でした。

な ん だ コ レ は


ウォルターが言うには、その芋虫は『ミールワーム
信じがたいですが、極寒な不毛の地であるルビコン3では貴重な食料だとか。

しかし、ここ未踏領域にいるミールワームは通常よりもはるかに大きい…?
首を傾げていると、こちらの存在に気づいたであろうミールワームたちが自機を取り囲むようにズリズリと近寄ってきて…

エアが警告を発すると同時に自機を囲んだミールワームたちの体が赤い光を放ち、次の瞬間、

大 爆 発



情報ログによればミールワームはコーラルを吸収して成長するそうですが、集積コーラルに近い未踏領域のミールワームは大量のコーラルの影響で異常な大きさに成長、敵性存在に対しては吸収したコーラルで自爆攻撃をする習性を持っているようです。

まとめて食らわなければAPに対するダメージはそう高くはありませんが、何より見た目が気持ち悪すぎる

横穴から続く洞窟内を、先手必勝でミールワームを潰しながら進んでいくと、再びエアから警告が。

後方から接近してくる機体反応。出撃前にスネイルが言っていた追跡者でしょうか。
さすがに狭い洞窟内で戦うのは厳しいので、広い場所がないか探します。

少し先に進むと、大きく開けた場所に出ました。天井も高く、ここなら追跡者を迎え撃つのにちょうどいいでしょう。

待つことしばし。現れた追跡者の正体は…


V.Ⅳ ラスティ
彼は調査領域に独断で突入した傭兵を始末しろと命令されてここまで来たようですが、独断は嘘八百にしても、その傭兵というのはどう考えても621しか思いつかない

…って、まさか!?


アーキバスは同盟企業 シュナイダーからの引き抜きでヴェスパー入りしたラスティを『不穏分子』扱いしていて、『使い捨て』の独立傭兵でありながらここまで生き延びてきた621との共倒れを狙っているということか…


互いが『抹殺対象』となってしまった以上は本気で戦うしかなさそうですが、ここでやられるわけにはいきません。
V.Ⅳ ラスティとの戦闘開始です!



今までに僚機としてともに戦っていた間は強力な味方ではありましたが、いざ敵として戦うと軽量機体ならではの高機動力によるヒット&アウェイ、射撃武器はさほど脅威にはならないものの、背中のプラズマミサイルの着弾時の爆発がなにげに範囲が広く、隙を突いて連続で繰り出してくるレーザースライサーの斬撃が痛い…


何のために戦うのか。その理由を、背景を問うラスティ。
傭兵として、ただ依頼をこなしてきただけの621には答えはないのでしょうが。

確かなのは、ここで負けるわけにはいかないということ。
この先へと押し通るため、ラスティにありったけのガトリング弾とソングバードを叩き込むと…


右腕がジョイント部から吹き飛び、片膝をつくラスティ機 スティールヘイズ。
片腕がない状態では、これ以上戦うのは不可能でしょう。しかし…


スティールヘイズの背面の装甲が短い羽根のように展開され、そこに光が集まり、


次の瞬間、視界を覆うアサルトアーマーの眩い光。
621も思わず怯むほどの光が晴れた時、スティールヘイズの姿は目の前から完全に消えていました。


戦闘中、そして撤退する間際にラスティが発した『危うい』という言葉の意味は気になるところですが、今は未踏領域の調査が最優先。
気持ちを切り替えて先へ進みましょう。


さらに進むと、足もとにAC1機が入れるくらいの縦穴が見えてきました。
下を覗いてみても底がまったく見えないような深い穴ですが、他に行けそうなルートもないので意を決して飛び降りてみましょう。

ゲームなのに高いところから飛び降りるときのお腹がスーッとする感覚は何なのか…
縦穴は途中に足掛かりになりそうな場所もなく、ただ引力にまかせて落下していくだけです。


あまりにも地下深すぎるのかACの高度計がマイナス20000を下回り、表示がALERTになった直後にようやく、縦穴の底にたどり着きました。
穴の底からは横穴が続いていて、その先には光が見えます。


横穴を進んでいくと…


真っ先に目に飛び込んできたのは、漏斗状の形をした巨大な物体。
目の前には地下であることを忘れそうになるほどの広大な空間が広がっており、その空間は地下であるにも関わらず太陽光のような自然な光に満たされています。

そこに並び立つのは大小さまざまのビル群。何らかの都市のようですが…
漏斗状の巨大物体はその中心に突き刺さり、異様な光景となっていました。



未踏領域の最も深い場所に発見された謎の都市。
探し求めていた集積コーラルはここにあるのでしょうか…

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