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太のストーリー

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生きる姿を、音楽と。太のストーリーを紹介します。
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#ライブハウス

吉祥寺のライブハウスを出ると、月が綺麗に見えていた

いまから10年前。 大学4年生になったばかりの4月に、無事に働き先が決まった。 それと同時に、…

心が震える瞬間は、これから先の人生にもきっと

先週の金曜日は少し早めに仕事を切り上げて、環の誘いで三軒茶屋のグレープフルーツムーンとい…

違う歩き方で共に前に進む友に、花束を贈る

「オレ、カレー屋やりたいんよ」 夏フェスの会場で淳吾がヘラヘラしながら僕に言ってきたのは…

好きで居続けたからこそ

「好きなものを好き」と言えない期間が自分の人生で長く続いたのは、中学生の頃の出来事が大き…

「売れてる」かどうかなんてどうでも良い僕たちの関係性

通っていた学校も、住んでいる場所も、全くバラバラ。 それでもTwitterの一本のDMが距離を飛び…

18歳のクリスマス、1人の女性の涙とともに出会った曲

今日は僕がまだ18歳だった頃、2010年の話である。 大学に入学したものの、見事にスタートダッ…

新木場のライブハウスで魔法にかけられて

気付けば10年以上前、高校生の頃の話だ。 まだ15歳だった。 中学を卒業するとき、好きなものの優先順位が音楽>サッカーになっていて、高校の部活選びに少し迷った。 ずっとやってきたサッカーはもういいかなという気持ちもあって、軽音楽部にするか、オーケストラ部にするか、結構真剣に悩んだ。 ただ入学して早々、同じ高校に進学した中学時代のサッカー部の先輩が教室に乗り込んできて、半ば強制的に入部届を書かされた。 それで結局、高校でもサッカーを続けることになった。 お世話になった先輩か

優しいことは忘れないでいる

今年の5月、学生の頃から大好きだった4人組バンド・Homecomingsがメジャーデビューした。 Hom…

大人になって増えるのは、寂しさだけじゃない

最近、友人との距離を感じることが増えた。 特にこの1年は人と気軽に会いづらいし、年齢的に人…

「不要不急」と言われた場所は、僕の大切な”居場所”だった

年末、好きな漫画家さん(ごめん@gomendayo0さん)のインスタの投稿に目が止まった。 「Zher …

一生の友達じゃなくても、一生の思い出。

 「え、まじで!?」  もう一生会うことはないと思っていた、懐かしい顔と再会した。  好…