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太のストーリー

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生きる姿を、音楽と。太のストーリーを紹介します。
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#ライブ

崎陽軒の読み方を知ったのは、新木場から帰った18の夜

TwitterあらためXの治安が悪い。 僕がはじめてTwitterに手を出したのは高校を卒業した2010年で…

吉祥寺のライブハウスを出ると、月が綺麗に見えていた

いまから10年前。 大学4年生になったばかりの4月に、無事に働き先が決まった。 それと同時に、…

心が震える瞬間は、これから先の人生にもきっと

先週の金曜日は少し早めに仕事を切り上げて、環の誘いで三軒茶屋のグレープフルーツムーンとい…

忘れることのない冴えなくて大切な夏の日

在宅勤務で会議が続き、合間に重めの資料制作をしないといけなかった日の夕方。 睨めっこして…

好きで居続けたからこそ

「好きなものを好き」と言えない期間が自分の人生で長く続いたのは、中学生の頃の出来事が大き…

「売れてる」かどうかなんてどうでも良い僕たちの関係性

通っていた学校も、住んでいる場所も、全くバラバラ。 それでもTwitterの一本のDMが距離を飛び…

18歳のクリスマス、1人の女性の涙とともに出会った曲

今日は僕がまだ18歳だった頃、2010年の話である。 大学に入学したものの、見事にスタートダッシュに失敗してしまっていた。 今その頃のことを振り返ってみても、なかなか苦々しい記憶がある。 失敗の大きな要因は、サークルが中途半端になってしまったことだ。 友だちと作ろうとしたフットサルサークルは頓挫してしまい、入っていた軽音楽サークルも2,3回ライブに出たら飽きて行かなくなってしまった。 休日に遊びに行くような友だちはキャンパスに何人かできていたけれど、みんなそれぞれ入っている

新木場のライブハウスで魔法にかけられて

気付けば10年以上前、高校生の頃の話だ。 まだ15歳だった。 中学を卒業するとき、好きなもの…

優しいことは忘れないでいる

今年の5月、学生の頃から大好きだった4人組バンド・Homecomingsがメジャーデビューした。 Hom…

無駄を愛した先にある希望

勤めている会社の見込んでいた年間の売上が、人の行き来ができなくなったことによって一気にふ…

「不要不急」と言われた場所は、僕の大切な”居場所”だった

年末、好きな漫画家さん(ごめん@gomendayo0さん)のインスタの投稿に目が止まった。 「Zher …

もう終わりにしようよ

会社を出ると、外は真っ暗だ。 都会と違って電灯が少ない帰り道、一人自転車を走らせる。 モヤ…

一生の友達じゃなくても、一生の思い出。

 「え、まじで!?」  もう一生会うことはないと思っていた、懐かしい顔と再会した。  好…