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誰一人取り残さないとは?

去年の8月26日から半年間、埼玉県上尾市での悪夢の生活が始まり、ちょうど1年経ちました。〇建自動車では週休1日で5:40~22:10まで働かされました。睡眠時間以外すべて労働。まともな食事時間もなく一日中走りっぱなし。生きていても何も楽しくない。こんな生活に定年まで耐えられない。本当につらくて年を越せないと思いました。死ぬことしか考えられない。10月1日にはメンタルクリニックで「このままでは自殺する」と訴えサインバルタ20mg錠を処方されました。鬱病の薬は非常に眠くなって運転に支障が出るから3日で飲むのをやめたし、労働環境は何も改善しなかった。

①そもそもハローワークの求人票に偽り(月給と労働時間)があるので、ハロワの窓口で窮状を訴えましたが、「求人票は雇用契約書ではないから違法ではない」とあしらわれた。

②労働時間が長すぎるので、タイムカードを持ってさいたま市の労働基準監督署(厚生労働省)に行き窮状を訴えましたが、「裁判を起こすなら協力してもいい」というような対応。労働環境を改善してほしいだけ。裁判を起こすぐらいなら辞めるわ。

③長時間運転なのに休憩時間が少ないのは運輸業としておかしいので横浜市の国土交通省関東運輸局に窮状を訴えました。アポなしにも関わらず係員2名が話を聞いてくれましたが「参考にします。だからといって具体的に何かをするお約束はできません」とのこと。

労働者が過労自殺するかもしれないのに、誰も助けてくれませんでした!

→ところで現在の新型コロナですが「誰一人感染させない、死者を出さない」という様子で連日取り組みが行われています。これにすごく違和感があるのです。オレが真剣に過労自殺を考えていても、

④国は一切対策をしてくれませんでした。なのになぜコロナだと真剣に対策をする(または対策をしているアピールをする)のでしょうか。納得できません。

⑤街を歩く市民も9割以上の人がマスク等の対策を取っています。選挙の投票率よりもはるかに関心が高いです。そしてこの9割の市民も、しがない労働者が過労自殺することに何ら興味関心はないのです。

国連サミットで採択された SDGsでは、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」などとうたっていますが、こんなきれいごと、一度取り残されて死んだ身としては、何も心に響かない……

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