足あと、と笑顔で「証し」を。

最々愛の母を亡くしたとき、お寺?施設の紹介?だかで、まるでゆかりも無い葬儀社での式を行いました。
会場側から生前のフォトを数枚用意して下さい、と言われモニターに映す簡単なハイライト映像を作って、流し続けてくれました。
哀しみのなかではありましたが、不思議と遺族間に笑顔がうまれ写真当時の思い出なんかを話したりしました。
義母もとうぜん来てくだり「良い空間ね、私のときも此処でお願い笑」との軽口に皆で談笑してたのですが、そのあと僅かの期間で、それは現実になってしまいました。
現在、家族との毎日のなか各イベントや、さして特別でもない場面でも、シャッターを切るたびに「父さんの時も『千の風』で今の写真たのむわ」とか「父さんの時、今のん使たるわな笑」と、それこそ黒い?軽口を親子なんかで楽しんでいます。
ただ冷静に考えて思うのですが、ウォール街を牛耳る大トレーダーになるぞ!だとか、大会社を立ち上げ自家用ジェットで…、なーんて話よりも、
来るべきときに向けホント、あの画面に映し出される亡き自身を見て、各親族や友人らが心から笑顔になってくれるような、それを人生のベストアルバム?と目指し、ここからの人生をしっかり過ごすのが、自分なりの正解であり「証し」なんだろうなぁと思うのです。
#ウォール街  #ハイライト #余命 #52歳

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?