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【ハレツー殿堂デッキ】ヘルガー+ピクシー

■はじめに

ご無沙汰しております。主に秋葉原で活動をしている『きすけ』です。
前回の悪蛸に続き、ヘルガー(悪犬)デッキで優勝できたのでnoteにてデッキを保管していきたいと思います。よければご参考にしていただければと思います。

■デッキの主役カードについて
(これから旧裏始める方へ)

今回のデッキの主軸は『(わるい)ヘルガー』です。

わるいオクタンもそうでしたが、なんでこうも悪系のポケモンは凛々しくてかっこいいのでしょう。
かっこいいですよね??(再度の同調圧力

このカードを主軸とした理由ですが、今回も環境とかは全く関係なく…
「昔からヘルガーが好きだった」から、です。
ヘルガーだけでなくトレーナーの『カリン』も大好きです。

子どもの頃、カリンの名言がめちゃくちゃ刺さったのが今でも覚えています。

つよい ポケモン よわい ポケモン そんなの ひとの かって

この頃にゆがんだ解釈をしたせいで、僕のマイオナ傾向の思考が形成されたのかもしれません←

悪蛸の記事でもお伝えした通り、「組んでみたい」、「自分が好きなポケモンだ」というフィーリングを大事にしてほしいと思いますし、自分自身もこの考え方は今後も大切にしていきたいと思います。

じゃんけん強ければ、何とでもなるのでね!!w

■デッキレシピ

■カード解説

主軸:ヘルガーライン

・neo 第2弾/デルビル(悪):2枚
・neo 第2弾/デルビル(炎):2枚
・neo 第3弾/ヘルガー        :2枚
・わるいヘルガー                    :2枚

■デルビルの特色
【悪】
・たねから悪エネが貼れて、実質1エネ20技
・弱点なし
・あまり使わないが、『ごうだつ』によるディフェンダー貫通30ダメ
【火】
・HP50は偉大なり
・炎で1エネ10ダメ+毒の強さ
・『ほのおをまとう』は基本的に使わない←
基準値は概ね満たしている、優秀な部類のたねポケ、という感じです。
後述のヘルガーもそうですが、色と弱点、抵抗を散らせるのも良いポイントです。
HPの関係と、後述の①のように悪エネを割と気軽に1枚捨てていい関係で、2枚ずつの採用にしています。

■(わるい)ヘルガー(以後、悪犬)の主な強み
【悪】
①1エネ20+エネルギー変換『ダークフレイム』
②エネルギーによっては3エネ60~90ダメ『くろいキバ』
【火】
③使う機会は少ないが、ロック解除やとどめの準備『ぶきみなとおぼえ』
④2エネ60のパワー『じごくのほのお』
【共通】
⑤共通して逃げエネが1
⓺弱点を散らせる


トラッシュのあくを再利用できるため基本的には、後半に活きてくる技です。
序盤は、オーキドで悪エネを1枚気軽に捨てる択も取れます。
※逆に悪エネが落ちていなくても火エネトラッシュは必須なので、ご注意!
先攻1ターン目で、火デルビルで10ダメ+毒にしていれば、2ターン目に毒ダメ込みで1エネで60までのたねが、2ターン目先攻ポケモンチェックで圏内になりますので、悪くない性能です。


悪エネ依存ですが、最大60~90ダメの高火力ワンパン技です。
というのはロマンでして、基本的には3エネ期待値60として使うことがほとんどです。
後半に、悪火エネでダークフレイム30→悪悪火エネ約60の90ラインまで気絶
として運用するのが主です。
ですが、この運用を想定した場合、ヘルガーのHPの低さがネックになり、1:1交換などを強いられることが多々あります。
そのために、万全の状態で『キバ』を連発できるよう、育つまで前線を任せることのできる相方が必要だと考え、後述する相棒が決まりました。


この技は基本的に使いませんが、搦手として役立つ場面があります。
・『とおせんぼう』などのバトルロックの解除
・最終版面でたねポケを強制的に出させて、負け筋を作らせる
・逃げエネが重いポケモンを前に出させて時間稼ぎの嫌がらせ
・ピーピング
などです。困ったときにあってよかった!と思えるいぶし銀技です。


このデッキの最速高火力技でお世話になります。
2エネ60ダメは破格の性能であり、火2エネでも30と基準値は満たしているのも優秀です。
先攻後攻問わず、2ターン目から逆指名と合わせて、相手のポケモンを1体持っていけると理想的です。
欲を言うなら悪エネでのパンプが強制なのが惜しい…打ち分けしたかったですね。
1ターン目悪デルビル→地獄炎で80ラインを確殺できるのもgood。


逃げエネ1なので、ドードリオと併せて、好き放題ヒット&アウェイができるようになります。
悪エネ2,3枚セットの『くろいキバ』を温存。『地獄の炎』を撃った後、悪エネが引けるまで逃げて相棒と交代。などなど
また、新殿堂からのお家芸「逃げサポ逆指名」ができる選ばれしデッキ?です。


水が相手の場合でも、悪をメインに戦うことで、勝率を1割から3,4割まで持っていける可能性を秘めていますw
相棒と悪でサポートしつつ、火ヘルガーは60ダメを撃って死ぬ単発屋として、運用しましょう。

相棒枠:ピクシーライン

・拡張シート第1弾(青版)/ピッピ                                  :3枚
・第2弾拡張パック「ポケモンジャングル」/ピクシー:1枚(殿堂ポイント:4点)

現在、自分の中で一番噛み合っており、なおかつ試合中に択が発生しデッキ的に面白くなる相棒かな、と思っております。
枚数に関しては、デルビルとピッピのどちらか一方は必ず来るように、という願いと、廃品回収時に火エネ、ピクシー、ヘルガーラインに枠を割きたいので、3枚採用としています。

■ピッピの強み
・1エネ突風搭載
・逃げエネ1
■ピクシーの強み
・1エネで十二分に戦える!
『ゆびをふる』最強!!!!!

まぁ、ピクシーラインは強いのは有名ですし、皆さん解説されているので深く語る必要もないかな、と思いますw

ヘルガーは②④で解説した通り、「エネが3つ必要」「エネをトラッシュする必要」があり、途中で必ず休憩が必要になります。
その際に、おとりやベイビーを差し出すことも視野に入れる必要がありますが、どうせなら悪らしく、相手に嫌な択を押し付けつつ、前線を任せられる相棒が欲しいと思っておりました。

元々は、『すごいへんしん』のメタモンを入れ、二個玉を悪ヘルガーと共有しつつ…なんて構築も使っておりましたが、「特殊エネ2種の事故率の高さ」「メタモンが40以上のダメージを受けた後の逆指名の使いにくさ」を感じ、ピクシーを採用しました。

実際に使い勝手は非常によく、
・ピクシーが倒された後にヘルガー出てきて、相手の育ったエースを先制して倒す。
・ピクシーに日和って後ろを育てだしたら、『ぎゃくしめい』で呼び出しヘルガーに交代し、先制で殴る。
・逆にヘルガーを短時間で倒したいので高火力エースを出したいが、返しのターンにピクシーでコピーされるので困るという抑止力。
といった素晴らしい動きをしてくれます。

あとは単純に考えることが多く、使っていてとても楽しいデッキになりましたw

その他ポケモン

・第1弾拡張パック&スターターパック/ドードー:2枚
・第2弾拡張パック/ドードリオ                             :2枚
・neo 第2弾/ププリン                                         :1枚
・PR/ピィ                                                               :1枚

■ドードリオライン
旧裏界隈では超有名人『にげるサポート』さんです。
ヘルガーライン/ピッピを逃げエネ0にしてくれ、『逆指名』を使用するための動力です。
また、ピクシーが弱点でワンパンされそうな闘タイプがいるときは、ヘルガー休憩中の壁として運用します。

■ププリン
ハレツー環境の抑止力です。
ベトベトンやプテラ、わるいラフレシアなど、自分より悪なデッキとやりあう際に登場します。
それ以外のデッキに対しては、基本的に使用せず交換おじさんのコストとして山札で眠り続けます。

■ピィ
事故った際のサーチできるドロソ枠、です。
ベンチに学習装置を貼れていれば、何も気にせずドロー&壁として運用できます。

トレーナーズ(汎用以外)

■「ロケット団のアジト」
火ヘルガーがHP60と心許なすぎるので、可能な限り貼りたいスタジアムです。
一度張り直しされること/サイド落ちを懸念し、2枚採用です。

■「プラスパワー」
明確な仮想敵のラインはないのですが、相手のポケモン交代や、ピクシーでの技コピーなどの不確定要素によりラインに一歩足りない場合の一押しで使います。

■「月の石」
ドードリオとピクシーで共有できる優秀なサーチ札です。

■「ポケモン逆指名」 殿堂ポイント:2点
古き良き、逃げサポ逆指名というやつです。
逃げエネ0でしかいなければ、『突風』よりも優秀です。
一点だけ注意が必要なのは、ピクシーが場にいる場合は、ピクシーを前に出してから使用しないと、大変なことになります←

特殊エネルギー

■「悪エネルギー」
悪犬の力の源!4枚採用です。

戦績と改良点

ハレツー旧裏バトル7/16に初使用し、3戦全勝で優勝でした。

今回は事故という事故もなかったので、少なめですが改良点としては、

・「ピクシー」がサイド6枚目に落ちた時、やはりつらかったので、『R団参上』も視野か。
・あと一歩のためにプラパ4枚採用も検討か。(枠ねぇ…)

といったあたりです。

最後に

今回も、あまり例のないポケモンの実績を残せてうれしく思っております。
冒頭でちょろっと話した通り、自分は少しマイオナ傾向があります。
これは、メジャーで強いカードを否定しているのではなく『自分より長く深く研究してきた先駆者の皆様が沢山いるデッキよりも、自分が研究の余地があるデッキのほうが考える楽しみも深く、こうして形に残したときに少しでも価値が上がるのでは?』という気持ちからです。

つたない文章ですが、今後とも少し珍しいポケモンたちで頑張って、形を残せていければと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

(終)



#ポケモンカード #旧裏

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