Haute 42のG13からS16に変更した所感


アリエクのアニバーサリーセールが開催中だ。
実はAliExpressという通販サービスは、近年中華レバーレスコントローラーというジャンルが生まれてから、それらをお安く求める層に(若干)注目されている。

中国のデバイス界隈はこれら新興勢力が非常に活発に活動しており、様々なコントローラーが市場にある。

これすごくないですか?アクリル積層薄型レバーレスコントローラーに左右スティックが付いてるんですよ。
めちゃくちゃ欲しい。スト6のワールドツアーや原神で使いたい。


使ってるコントローラーをHaute42のG13からS16に変更しました。

自分も以前アリエクでレバーレスコントローラを購入し、それを使っていたわけだが、13ボタンと少ないこと。またいわゆる弾き入力をするとボタンキャップが飛んでいってしまうことに不満があり、今回のセールで同社のS16をポチりました。

18日にポチって24日に到着。概ね1週間って感じですね。

このS16というシリーズ、16というのはボタンの数で、今まで使っていたGシリーズより後発です。そのため、様々な変更点があります。

本体が更に薄く

まず、本体の厚さ自体が薄くなっています。
基盤が薄くなったのかアクリル板が薄くなったのかわかりませんが、天板までの厚みを比べると5mmほど薄くなっています。
Haute42のレバーレスコントローラーはネット上で日本語のレビューがいくつかあるのですが、本体自体が薄くなったという話は聞かなかったので驚きました。ただし元から十分薄いので使用感は変わりません。

スイッチがロープロファイルに、さらにボタンキャップも薄くなり、背が低くなった。

大きな違いはこの部分。GシリーズはCherry MX互換スイッチというものらしく(よく知らないけどそういうもん)、SシリーズはKailh Choc V2というスイッチになっています。
このスイッチの背の高さの違いが、Sシリーズの全体の背の低さにつながっています。
また、Gシリーズは普通に押したり上から荷重を与える分には全く問題ないのですが、ボタンの端を爪で弾くような特殊な入力をすると、ボタンキャップがあっという間にすっ飛んでいきます。
ここが不満点の一つで、新しくSシリーズをポチったと言っても過言ではないです。
実際Sシリーズで 弾き入力をしてみると、ボタンキャップが飛ぶことは全く有りませんでした。よしよし。

ただし、触っていくうちに、自分がSシリーズで弾き入力を導入することは無いと判断しました。
ボタンの背の低さが逆に弾きにくく、また爪や指がボタンホールに引っかかってしまうからです。背の高いGシリーズのほうがストロークが長いため弾きやすく、指が引っかかることも有りませんでした。
ボタンキャップが飛ぶ問題がなければ、自分にはロープロファイルは必要なかったのかもしれません。

また、押し心地もSシリーズよりGシリーズのほうが好きです。Sシリーズのスイッチは若干重く感じます。(ストロークの短さが原因かも)

スイッチ互換はSシリーズのほうが狭い?

この手のレバーレスコントローラーはスイッチを引き抜くだけで簡単に別のものに変更でき、スペックの違うスイッチに自分で変更することができます。
このようなカスタム面で見ると、GシリーズのほうがSシリーズより拡張性が高いです。
MX互換のスイッチは数が多く選択肢がありますが、現状SシリーズのKailh Choc V2という規格のスイッチは同社の中でもV2というシリーズの中でしか互換がありません(多分)。
Haute SシリーズにはこのV2の中の赤軸という、一番軽い押し心地のスイッチが搭載されており、つまりこれ以上軽くすることができません。
新しい規格のようなので、今後もっと軽いスイッチが出たら嬉しいね。

ニッチな要求の部分でいろいろ言ったけど、良いデバイス

ボタンに関してはぶっちゃけ些細な違いで、Sシリーズが使用に耐えないものではない。ぶっちゃけ使い比べないとわからないだろう。
他に気になる点もなく、設定もウェブ上で日本語解説記事が色々出てきており、全く触ったことがなくてもなんとかなるだろう。
それよりも16ボタンのレバーレスコントローラーが6000円程度で買えることのメリットが3馬身以上差をつけてぶっちぎっている。

レバーレスコントローラーを触ってみたい!という人はHaute42 S16
おすすめです。
ボタン数は中途半端に少ないのを買うより、16がオススメだぞ!セール中なら数百円しか変わらないしね。

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