【イギリス大学院留学】Personal Statement作成のコツ

こんにちは。Dojaです。

今回はイギリス大学院の出願に必要なPersonal Statement(志望理由書)について、筆者の経験を振り返りながら作成のコツを紹介したいと思います!

イギリス大学院の出願でPersonal Statementは、出願者の選考において非常に重要視される書類となりますので、じっくり時間をかけて取り組み、ベストなものを作ることが必要です。

それでは、解説していきます!


1.Personal Statementに書く内容

まず気になるのは、Personal Statementには何を書くかという点だと思います。

筆者の場合、エージェントの無料出願サポートサービスを利用し、出願のガイダンスにおいてPS作成のノウハウを教えてもらい、それをベースにして作成しました。

無料のプランとはいえ一応デポジットを払って教えてもらったことなので、その内容を詳細にここで書くのは良くないと思うので避けますが、

ぶっちゃけ言うと、”パーソナルステイトメント 書き方”とgoogle検索して出てくるいろんなページに書いてあることと大きな差はないです(笑)

そこで、筆者の出願したサセックス大学のホームページにあるPSの書き方ガイドを紹介します!

エージェントのガイダンスで言われた内容とも共通しているし、実際に筆者はこのページのTipsも参考にして書きました!


サセックスのガイドによると、PSのプランを考える際には、これらの質問をイメージして書くと良いそうです;

・Why do you want to study a Masters and how will it benefit you?
・How does the course fit your skill set?
・How do you stand out from the crowd - e.g. work experience?
・What are you aspiring to be/do in your future career?
・How can your work contribute to the department/University/society?

そして、PSに含めるべき内容は、こちらになります;

・give strong reasons as to why you want to study the course at Sussex. This could be for your future career or because of the University's reputation
・mention relevant study - including projects, dissertations, essays - or work experience
・provide evidence of your key skills including, research, critical thinking, communication, organisation, planning and time-management and show how you can contribute to the department
・show what makes you stand out as a candidate
・explain who your main influences have been and why
・draw on your other experiences: for example are you a member of a society, have you written any papers or won any awards, scholarships or prizes?
・highlight your career aspirations and show how the course will help you achieve them.

つまり、PSに書くべき内容は、ほとんど上の質問への答え、という感じになります。

ほかにも構成のヒント、またサンプルの文章も見ることができ、とても便利なので、ぜひ下のリンクのページを参考にしてみてください⇩

How to write a personal statement for Masters courses

改めて筆者のPersonal Statementとこのページにあるtipsを照らし合わせてみると、このページで言っていることにほぼ従って筆者は作成できていたみたいでw、 それで出願した全ての大学から合格を貰えたので、このガイドに沿ってやってみれば基本的に大丈夫だと思います!笑

ちなみに、チェック・添削を除いて筆者がドラフトを作り上げるのにかかった時間は、約1か月です。

もっとスムーズにできる方もいると思いますが、合否を左右する内容になるので、これで大丈夫かな、あれも書こうかな…と、かなりじっくり考えて作りました!

出願時期は遅くなりましたが、納得のいくPersonal statementができたと思っているので、個人的には時間をかけて作成してよかったなと思っています!


2.Personal Statement作成のコツ

Personal Statementに書く内容を紹介しましたが、続いて、+αとして(?)筆者がこだわったことをシェアしたいと思います。

これらはただ筆者がそうしたくてやったのではなく、実際にPS作成のTipsとして他の方が挙げていたものからインスパイアされて実践したことなので、ぜひこれからPSを書く人にも意識していただけるとうまくいくのではないかと思います!


2-1 自分にしか書けないことをアピールする

一つ目は、自分にしか書けないことをアピールするということです。

Personal Statementは、自分のやりたいことや志望理由を表明するものですが、同時に大学院に合格するには選考を勝ち抜かなければならないので、

自分はこのコースに値する人材だ”ということを説得する内容であることが求められます。

 つまりは”自分が他の人よりも優れている、傑出している存在である”ということをアピールしなければなりません。

そのためには、自分にしか書けない、オリジナルなことを武器にしてPersonal Statementを書くべきだと筆者は思います。

例えば、”自分の身近な存在に〇〇がいて、小さいころからずっと○○になりたいと思っていた”という内容は、ありきたりな内容で、その大学で学びたいという説得力にも欠けますよね。

実際、出願する専攻/大学で学びたいという思いに至る過程に、他の人にはないような自分だけの経験や夢、目標が何かしらあるはずです!

それらを武器として書いてアピールすると良いと思います。

端的に言うと”人とかぶる内容は書くな!”ということです。w

因みに筆者のPSではどういうことをアピールしたのかというと、主に留学中のジェンダーに関連する経験と、自分の卒業研究の内容を述べました。

あとは二度も留学した行動力や、トリリンガルであることもアピールしました(笑)

(まあ、受けたジェンダー学の授業が少ない&しかもその成績がイマイチだから実体験でアピールするしか策がなかったからなのですが…www)


(追記)

筆者の実際に作成・提出したPSをこちらの記事にて公開しています。

有料となりますが、実際に見て参考にしたい方はどうぞ!


2-2 いろんな人にPSを見せて、意見をもらう

二つ目は、いろんな人にPSを見せて、意見をもらうことです。

就活の自己分析をするときや卒業研究に取り組むときは、その過程でいろいろな人から意見を貰って、よりよいものに仕上げていきますよね。

Personal Statementはある意味、自分は特別な存在であるとアピールするから、就活のESのような要素もあるし、また卒論のように、自分の学業成果についてもひとつの集大成のような形でアピールするものでもあるかなあ、と筆者は思うのです。

ゆえに、Personal Statementも、自分の身近な人から意見を取り入れて作成していくと、より良いものに仕上がると思います!

エージェントに見てもらうのならば別にいいのでは?と考える方もいるかもしれませんが、

基本的に無料サポートの場合、エージェントの添削サービスではスペルミスや文法的なミスを直す校正のみで、内容についてこうした方がいいよ、などといったアドバイスものはほとんどないと思います(有料サポートの場合は違うかもしれませんが)。

それに、エージェントはあくまで出願をサポートする存在であって、出願する大学や専攻は把握していても、出願者が大学時代にしてきた経験や今後やりたいことについては知りませんよね。

なので、PSの内容に不安がある人や、アドバイスが欲しい人は、自分の身近な人(先生や友人など)に見せることをお勧めします!

ちなみに筆者は、3人の友人にPSのドラフトを見てもらいました!

具体的にどんな人に、またどんな形で頼んだかというと、

まず、私はイギリスの大学院に留学するつもりであるということを限られた友人にしか話していなかったのですが(合格の自信があまりなかったのと、相応しくないことに挑戦していると思われるのが恥ずかしくてw)、

Personal Statementを見せてアドバイスをもらおうと決心したとき、

’絶対に合格してみせる、落ちても合格するまで再挑戦する!’と覚悟を決めて大学院留学のことを宣言してしまえば、きっと助けてくれる人、応援してくれる人が現れてくれるのでは?と思いw、

自分のインスタのストーリーで、マスターに出願するためにPersonal Statementを準備していること誰かアドミッションのためにPSを書いたことのある人がいれば、私のドラフトを見てアドバイスがほしい、ということを投稿しました!

すると、交換留学中に知り合った、イギリス人で現在修士の学生の友人、アメリカで過去に修士号を取った友人、筆者と同時期に海外大学院出願でPSにとりかかっていた韓国人の友人が反応してくれて、見てもらうことになりました!TT

留学を終えて会うことのなかった人たちですが、まさかこんなタイミングでお世話になるなんて、人の縁は不思議だなあと思いましたw

因みに韓国人の友人とは、お互いのPSの見せ合いっこのような形で、お互いに意見を伝え合いました(笑)

それぞれからアドバイスを貰って、実際に修正したところもしなかったところもありましたが(笑)、PSのクオリティはかなり上がったと感じました!

PSには、”私は特別な存在だ”みたいな内容も書いているので、それを自分のことをよく知っている人に読ませるのはかなり恥ずかしいと思うのですが笑、より良いクオリティにするためには非常に意味のあるプロセスであると筆者は思っています!

もし自分の身近にアドバイスをくれそうな人がいるのならば、勇気を出して頼んでみましょう!

そんな人は自分の周りにはいない…と思っている人も、意外とそうでもないかもしれませんので、恥ずかしさや自信のなさを捨てて、自分が海外大学院に行きたいということを言えば、誰かアドバイスをくれる人がでてくるかもしれません!


3.参考にした動画

最後に、上で述べたエージェントのガイダンスや、サセックス大学のPSの書き方のページ以外に、筆者がPS作成で参考にしたYoutubeの動画のリンクを共有します。

実は、Youtubeで「Personal Statement」などのワードで検索すると、実際に自分のPSを公開しながら、作成のプロセスやアドバイスについて語っている方の動画がたくさん見つかります!

筆者もPS作成にあたって実際にいくつか見ましたが、その中でも筆者が特に気に入ったというか、インスピレーションを得た動画のリンクを二つ貼っておきます!

What should I write about in my personal statement? (Get Accepted to Your Dream University Part #9)

how to write the best personal statement || uk ucas university

アドバイスが具体的で参考になることが多いと思うので、ぜひチェックしてみてください!^^


最後に

Personal Statementの作成は大変な作業で、ノウハウを理解しても、テンプレを見ても、なかなか進まなかったり、

何度も推敲を重ねても、これで大丈夫かな…と不安になったりすることも多いと思います。

しかし、最後まで全力で取り組めばきっと素晴らしいPSを仕上げることができるはずです!

少し長く時間がかかってしまっても、自分自身・自分のやりたいことにしっかり向き合い、また時に周りの人のアドバイスも取り入れながら、自分の納得のいくPersonal Statementを書いてください!^^


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

質問などありましたらお気軽にコメントください^^


Doja :)

















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?