断髪小説~有美~つづき
旦那さんがバリカンを入れていく。厚みのある一束ねにした髪はなかなか切れない。有美さんはじっと鏡を見つめている。
同じ椅子に座り、散髪された者として、有美さんの不安と興奮がよく分かるような気がした。そして、再び自分も体験したいという決意がより固まった。
ここから先は
1,295字
¥ 300
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?
旦那さんがバリカンを入れていく。厚みのある一束ねにした髪はなかなか切れない。有美さんはじっと鏡を見つめている。
同じ椅子に座り、散髪された者として、有美さんの不安と興奮がよく分かるような気がした。そして、再び自分も体験したいという決意がより固まった。
¥ 300
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?