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苦手だから、と逃げていたけれど。

私は手を動かして物を作るのが好き、とにかく好き。
子供の頃からずっとそんなことをしていて、気が付けば大人になってもそんなことをしていて、しまいにはそれを仕事にしているから驚きです。
好きだと思ったものはいつまでも好きなのかな、と思いながら私は今日も手仕事をしています。

細かい手仕事が大好きな私だけど、実を言うと不得意なものもあるのです。
お裁縫と編み物があまり上手にできないのです…。
お裁縫は家庭科の授業で電動ミシンが怖くて、今お部屋にあるミシンは手回し式です。
家で練習して、自分で使うには問題なさそうなレベルのものは作れるようになりました。
編み物に関しては私はくつしたが好きなので編んでみたくてお勉強をしていますが、まだ両足揃ったことがありません。笑
どうやら私は手の加減がきついようで、指示通りの目数、号数の針で編むと小さめに仕上がってしまうのです。
どちらかというと棒針が好きだし、それなりには仕上がりますが…子供の頃のトラウマと言えばいいでしょうか、あまりいい記憶がなくて、かぎ針からは逃げ続けていました。
でも、ふと「今やれば案外あっさりできちゃったりして?」なんて前向きな気持ちでここ1週間くらいの間で取り組んでみたのです。
書店でニットタオルの本を見かけて…「あれ?四角く編むだけでいいの?じゃあなんとかできたりしないかな?仕上がったらハンカチとして使えるんだし…」って感じで。
そうしたらなんと、結構ちゃんと編めちゃったんですよ。
やっぱり手の加減がきついらしくて仕上がりは指示より若干小さいですけど、ハンカチですから問題はなさそうです。
すこし自信がついて、今度はシマシマ模様を編んでみよう!と2枚目に取り掛かっています。
かぎ針編みのいいところは…棒針より中断しやすい雰囲気にあるような?
そして棒針の編み地より伸縮性がなくてしっかりした作品になるので、カゴバッグ的なものとか編めたらとてもかわいいだろうな~、って思いました。
とりあえずニットタオルを何枚か編んで練習して、もうちょっと自信がついてきたら少し複雑な編み込み模様や、くさり編みと細編み以外の編み方、いつかは編みぐるみのような立体物にも挑戦してみたいです。

何年先になっちゃうかわからないな、と自分でクスッとしちゃってますが、続けていればきっと技術がついてくるはず。
羊毛フェルトだって独学でやって来て、商品として販売できるまで成長したわけですからね。
うちの子を作って~のオーダーまでいただくレベルですから、ここはちょっと自信があります!笑
楽しく丁寧に作ることを忘れずに、今後も頑張っていきたいですね。

ちなみに、この記事のかぎ針編みの写真は…数年前にヒィヒィ言いながら大好きなお姉さんに編んだブランケットのものです。
何日かけて編んだのか思い出せないけれど、大変だったなぁ。

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