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外国人投資家〜知られざる実態〜

最近、資産運用の記事を読むと、ちょいちょい出てくる、”外国人投資家”というワード。

外国人投資家が世界の景気に敏感な日本株を真っ先に売ったとか、買ったとか。。

イメージ的には、日本の株式市場を裏で牛耳っている白人のスーツメガネのおじいさん。(いや、それウォーレン・バフェットに引っ張られすぎてる)存在が気になったので、ちょっと調べた。

外国人投資家とは

日本の証券市場に投資する外国籍の個人又は法人。外国籍なので、日本人で外国に住んでいる人も外国人投資家に分類されるらしい。
しかも海外の法人も外国人投資家と一括りにされているから、企業も個人も含まれるのね。

外国人投資家の日本株の売買シェアは、およそ6〜7割。日本の株式市場への影響は大きい。
外国人投資家が一斉に株を売ったら暴落するし、逆も然り。

日本に住んでいる外国人は300万人弱で、
日本の総人口の約2%。
(100人いたら2人が外国人か、少ないな)
在留外国人の比率に比べると、明らかに証券市場の割合が大きいのがわかる。

外国人が月間1兆円買い越すと、株価が平均4%〜5%上がるらしい。

今に至るまで

1979年の外為法改正で内外の資本取引が自由化され外からでも買いやすくなった。
1997年頃のアジア通貨危機から外国人投資家の保有金額が上がり、
2012年のアベノミクス頃に売買シェアが逆転
今では、6〜7割の売買シェアが外国人投資家。


東京証券取引所は、
世界で3番目の時価総額の株式市場。

1位のニューヨーク証券取引所をメインに運用して、国際分散投資として日本株も売買しよう、みたいな。ただ、その額の規模が大きいから、外国人投資家の存在が大きい、ということか。

ふむふむ。今度は、アメリカの記事を読んで、アメリカ目線での日本株投資を学んでみても面白いかも。

引用(メインビジュアル):
Macrovector - jp.freepik.com によって作成された money ベクトル



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