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2023.6.4 令和の怪物を倒せるか

いよいよセパ交流戦が始まり甲子園での最初のカードはパ・リーグ首位千葉ロッテマリーンズ戦です。

「おおー、甲子園だ!甲子園だよ〜」
「さすが甲子園、独特の雰囲気だしお客さんもすごく多いね〜」
カモメすみっコさん甲子園にいらっしゃーい!
セパ首位同士の対戦になるんですな。

この日は球場周辺の広場でたこ焼き祭が開催中でした。

たこ焼き祭か…
今回はお互い好投手同士だし、スコアボードにたこ焼き(0)が並ぶ展開になるかもな…

今回はレフトスタンドから観戦。
球場に入るとすぐ近くでマリーンズの選手が練習中でした。

今回の注目点は何といっても

ロッテ先発が「令和の怪物」佐々木朗希!
高校時代は将来性の方を重視しての起用方法を巡って社会的な論争を呼び、プロ入りして悲願の甲子園登板を果たしたら初勝利の地になったという思い出深き球場で再び投げることになりました。

昨年までは登板間隔を空けたりしてだいぶ大事に慎重に起用されてきたけど今季は割と中6日で先発してたりするので、もうそこまでやっても大丈夫となったのか。
とはいえ先日マメが出来てしまい登録抹消になってから帰ってきたところだけど…

試合開始が近づくとレフトスタンド付近までやって来て遠投など投球練習を始めました。

以前東京五輪期間中のエキシビションマッチで投げたところを見たことがあるけど、その時も思ったが手足が長い…(^_^;)

エキシビションマッチで見てから史上最年少で完全試合、侍ジャパンでWBC世界一とどんどん色んな経験してるからもうあの頃とは全然違うだろうなと思う。

この日のタイガースは「Family with Tigers Day」のユニフォーム着用。

いよいよ試合開始。

初回から160キロ前後を出し、落ちる変化球もキレキレの朗希。
タイガースの打者全く当たる気配が無いし外野にすら飛ばなさそう…

それにしても「Family With Tigers」のグリーン、ユニはともかく帽子ヘルメットまで薄いグリーンだとカマキリみたいで何か変って思ってしまうのはスワローズのクルユニの時も思ったんだよな…
もう少し深い緑だったらなぁと思ってしまう。

タイガース先発は才木。
こちらも落ちる球がよく決まり、ロッテの打者が早打ち気味なのもあって球数が少ない。

セ・リーグ球団主催の交流戦なのでDHが無いため投手も打席に立ちます。
ということは

「打席に立つ朗希」という非常に珍しい光景も見れるわけです(^_^;)

才木と朗希の投手戦、このままどこまで続くかなと思ったけど朗希はヒットは打たれないも徐々に制球が悪くなりだし四死球でランナーを出し暴投で進塁させたりするようになってきた。
序盤は振らせてた落ちる変化球もだんだん振ってくれなくなってきたし…

四球のランナーを進塁させたところに甘く浮いた球を大山に打たれて先制され、6回1失点で降板。
その後さらに梅野にホームランも出てタイガースが一気に優位に立った。

才木は最終回ちょっとピンチを作るも101球12奪三振で見事な完封勝利。

朗希も被安打1とはいえそれはタイムリーヒットであり、5四死球と暴投が響いての敗戦ということに…
逆に虎が朗希に勝つならこんな感じで点取って、あとは自分とこの投手が頑張るしかないというまさにこれしかない勝ち方って感じだった。

完封勝利の才木と先制タイムリーの大山、才木をリードし自身もホームランを打った梅野がお立ち台に。

才木が完封したからこの日の虎側のリリーフカーはヒーローを乗せて場内一周するのが唯一の仕事だったわけだな(^_^;)
ある意味それが一番最高の仕事なのかもしれない…

この日の投球を見てても朗希には絶対負けないという強い意志を感じたし、朗希に完封で投げ勝ったということを更なる自信にしそうだなと思う。

今日はもう才木君に尽きるねぇ…
いい投手戦だったねぇ…

としみじみ思っているようです。

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