転職編 建築施工管理 術式開示〆

20180625施工管理

私には御社で活かせる強みがあるからです。その強みは、2点あります。
①自分の"信念"。
  大学新卒の時から約7年間、エントリシートで記載した "信念" という言葉を自問自答し続けている。今の所、答えは自助努力と相互依存という結論です。
②マンションディベロッパーと施工管理業務で養った"交渉力と根回し力"
 もともと学生時代から交渉するのが好きでした。不動産を決めるときや家電製品を購入する時に価格交渉するのが得意です。
  社会人の実務では、ディベロッパーでは建物の概要の決定、施工管理では工期、施工手順について取り決めを行ってきました。建物建設の難しさとしては、施工手順どおりに行わないと竣工できません。建物自体そう簡単には壊せないので、ミスが許されない仕事です。なので、事前に打ち合わせが必要です。打ち合わせでは、元請けと下請けの要望をすり合わせることが重要でした。
  また同様の考え方で、自分の意見と相手の意見も合致させるのが大変でした。ここで、気をつけた点は、重要度と優先事項を意識することです。施工手順と時間管理をしっかりすることで効率的な工事が望めます。他に注意して点は、予め予測したことに対して先手を打つことです。具体的には、決定している工事の工期、作業範囲、施工手順が他社の業者に支障を及ぼす時は、事前に上司にも他社に必ず概要について知らせること。
  止水工事の時のエピソードですが、施工手順が計画と実際の建物でなることがありました。漏水箇所が多かったので疑問に思って、原因をつきとめようと行動しました。実際に職人さんが施工している様子を観察して疑問に思い、施工要領書で施工手順を確認しました。自ら率先して確認業務を行ったところ漏水の原因は材料の施工手順の間違いで、塗料の塗膜防水と塗膜シートとの施工手順が逆になっているのに気が付きました。施工手順が逆になっているせいで漏水しているという状況でした。こりゃまずいと思い、すぐさま直近の上司相談し、是正をお願いしました。しかし、上司は施工手順を誤って理解していて、すぐには納得はしてもらえませんでした。施工要領書を手に持って説明しても理解が得られず持ち前の根回し力で、さりげなく工事課長にも相談しました。その後、所長自ら止水処理をレクチャーして頂くことになり修正を行ない、無事是正が完了しました。上司が目の行き届かないところも気づくことができました。

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