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株式会社シーアイエスと最新のカメラについて

日本企業が、開発、製造しているカメラは、ハイスペックかつ信頼度の高いことで知られています。一般的に販売されているデジタルカメラだけでなく、工場の検査や研究所などで使用される、いわゆる産業ジャンルで使用されるカメラなども、日本製品の信頼が高いようです。

中でも、株式会社シーアイエスが開発から製造までを手掛けているカメラは、国内外で高い評価を得ています。

■株式会社シーアイエスについて

シーアイエスは、1978年の9月1日に設立された会社です。今年で設立から44年が経過していますので、バブルの崩壊やリーマンショック、東日本大震災など、日本の経済が大きく揺らいだ時代を、しっかりと乗り越え活躍している会社です。
設立当初の社名は、カフロ株式会社でした。現在の社名に変更されたのは、1992年の1月の事になります。

こちらの会社は、東京都八王子市の東浅川町に本社と工場があります。京王電鉄高尾線の狭間駅からですと、徒歩で6分程度のところにあります。本社と工場の近くに、営業部と設計部門があり、東京都中野区の東中野に、ソリューション開発センターがあります。
シーアイエスの代表を務めているのは、代表取締役社長を務めている村岡 祐輔さんという方です。

■株式会社シーアイエスとカメラ

シーアイエスの歴史は、カメラの歴史でもあります。こちらの会社が、まだカフロ株式会社だった1987年の秋には、あの、ソニーとCCDカメラの開発委託契約を結びます。1991年には、まだ市場が開発されきっていなかったVCCシリーズのCCDカメラが本格的に生産され、CCDカメラ業界で強い影響力を持つことになります。

また、時代のニーズに合わせて、1996年の6月からは、デジタルカメラの生産をスタートさせるなど、カメラの成長と共に、シーアイエスの手掛ける事業は、どんどんと加速していくことになります。

現在では、産業用カメラの開発から、製造販売まで一貫して手掛けています。特に、マシンビジョンカメラのジャンルでは、大きな影響力を持っている会社として知られています。シーアイエスのシンビジョンカメラは、同業他社の製品と比べて、小型、高性能、そして高速といった特徴があります。

また、今でこそ一般的となっているCoaXPress I/Fを搭載したカメラも、シーアイエスが、国内メーカーに先駆けて、いち早く商品化にチャレンジしてきました。

■株式会社シーアイエスの人気商品

株式会社シーアイエスは、産業用カメラ業界において、非常に人気のある会社です。特に新しく発表されたVCC-25CXPHSM-Fは、CoaXPress I/F、2500万画素、そして150fpsハイスピードカメラと、ユーザーに求められているすべてのスペックが備わっています。
非常にハイスペックな仕様となっていますので、半導体ウェハや液晶基板など、小さなワークを検査する際にも、問題なく使用することができます。まら、ロボットビジョンや各計測業務の際にも、活躍することができます。

また、NDIに対応した高画質なカメラモジュールをお探しでしたら、DCC-4KNDIという商品もあります。DCC-4KNDIは、まだ数の少ないNDIに対応していながら、シーアイエス独自のClairvuという高画質画像処理エンジンを搭載しているカメラです。
発売されてから、まださほど時間は経過していませんが、多くの方が買い求めている人気商品となっているようです。

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