人生って考え方しだいですね・・・
四柱推命・手相をメインにした独自の鑑定方法「ひふみ占い」で皆様のこれからを今より心地よいものにする心の【処方箋】を作成させていただいております。
okurinami・小松奈美です。
今回は、大人も子供も一度は読んだことがあるのでは?
イソップ寓話の【アリとキリギリス】
のお話から思うことをご紹介したいと思います。
少々長くなりますが最後まで読んで頂けると嬉しいです💗
イソップ寓話 『アリとキリギリス』
*画像はお借りしています
▲アリとキリギリスのお話
▲3つの結末
▲3つの結末から思うこと
▲じつはアリって・・・
▶アリとキリギリスのお話
前半のお話は・・・、
夏の間、キリギリスはバイオリンを弾き、歌を歌って過ごしています。
その一方でアリは来る冬のために食料を一生懸命家に運んでいます。
キリギリスは
「食料をわざわざ運ばなくてもたくさんあるじゃない」
とアリにはなしかけます。
アリは
「今はたくさんあるけど冬になると食べ物はなくなってしまうよ!」
と答えました。
そんなアリの忠告にキリギリスは耳を傾けることはありませんでした。
やがて秋になってもキリギリスは遊んで暮らしています・・・
そして冬がやってきました。
キリギリスは食料を探すものの、周りには何もありません。お腹がすいて困り果てたキリギリスは、アリが食料を集めていたことを思い出し分けてもらおうとアリの家を訪ねます・・・
▶3つの結末
実はこのお話、結末が3つあることはご存じですか?
まずは、現在一般的に広まっているあらすじです
①キリギリスは、夏の間働いていたアリの忠告に全く聞く耳を持たなかった自分にアリは食料を分けてくれないのでは・・・、と思っていましたが
アリは
「どうぞ食べて下さい。その代わりあなたのバイオリンを聞かせて下さい」
と言ってくれました。
キリギリスは心からアリに感謝し、次の年からは真面目に働くようになったそうです。
では日本ではあまり知られていない残りの2つをご紹介しましょう
②キリギリスが「食料を分けてほしい」とアリを訪ねると、アリは
「夏は歌って過ごしたのだから、冬は踊って過ごせばいいんじゃない?」と言って家の扉を閉め追い返してしまいました。
そしてキリギリスは、そのままアリの家の前で凍えて死んでしまいました。
夏に自分の忠告に全く耳を貸さなかったことを根に持っていたのか、皮肉でやり返したアリ・・・
③冬が来て食料が無くなり困っているキリギリスに、アリは
「夏も歌って過ごしていたのだから、冬も歌えばいいんじゃない?」と言います。
するとキリギリスはこう答えました。
「もう歌うべき歌はすべて歌った。君は僕の亡骸を食べて生き延びればいいよ」
後先考えずにあそんでいるだけに見えたキリギリスでしたが、実はすべて見据えたうえで、生きている時間を命がけで楽しんでいたのかもしれません・・・
▶3つの結末から思うこと・・・
このお話から思うことは、それぞれの結末によって異なってくるでしょう。
困った人を助ける優しい人になるべき!
①の特に日本で広まっている結末からは、夏に自分の忠告を無視したにも関わらずキリギリスに手を差し伸べたアリの優しさからキリギリスが翌年には勤勉に働くようになった・・・
ということから優しさが相手を変えることが出来るということが伝わってきます。
後先考えずに過ごすと後で困る
②の夏に遊んで暮らしていたキリギリスは、結局冬に困ることになり、過去の行いを後悔することになります。
この結末からは、目の前の楽しさに溺れ先のことを考えないとあとで苦しむということが、キリギリスの “死” から強烈に伝わってきます。
幸せの尺度は人によって違う
「夏に遊んで暮らすと冬に苦しむ」ということだけを考えると、キリギリスは未計画で不幸な人生を送ったと考えられるかもしれません。
しかし、キリギリスにとって夏に遊んで暮らすことこそが人生にとっての最大の目的だった可能性もあります。
たとえ冬に死んでしまったとしても、キリギリスがアリに対して
「歌うべき歌は全て歌った」と言った結末から
幸せの尺度は個人によって異なり、それぞれの生き方・それぞれの
人生の選択があるということを示しているともいえるのではないでしょうか
あなたはアリとキリギリスどちらの人生を選択しますか?
▶実はアリって・・・
アリっていつでも勤勉に働いているイメージ持っていませんか?
実際はなっと7割は働いておらず、また1割は一生のうち1度もはたらくことがないそうです!
しかし、彼ら無意味に怠けているわけではなく、働かない彼らがいるからこそアリの社会が成り立っているんだとか・・・
今回も最後までお付き合い頂きありがとうございます
こんな私okurinamiの「ひふみ占い」興味を持って頂けましたらこちらのホームページもご覧いただけると嬉しいです💗
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