光のとこにいてね 母と娘について
一穂さんの作品は初めて読んだ。
吸い込まれるように、止めることなく一気読み。
ラストをどうとらえたらいいのかわからず、感想を書きにくい。
この物語は、毒親に育てられた女の子二人の物語。
二人とも、あまりにつらい幼少期を過ごしているけど、特にゆずちゃんのお母さんは本当にどうしようもないなと思った。
幼少期の記憶は本当に今後に遺恨をのこすものだ、と私は思っている。
愛されなかったくるしみや、それを打ち明けることができなかった過去に対し、どうしようもできないような憤りを覚えただ