1曲ループとメッセージ

ときどき、一曲の曲がずっと頭の中でループすることがある。

ただただ聞いていて心地よいメロディだからというのもあるかもしれない。特にゲームのBGMはずっとプレイ中ずっと同じ曲を聴くことになるからさ局にいろいろと工夫がしてあると聞いたことがある。アナ雪もメロディが効いていて耳に残りやすい旋律を多用しているそうだ。

また歌詞や思い出がその時の自分に何か刺さるものがあるからってのもあるでしょう。落ち込んでいる時に元気づけられたり、その時の気持ちに共感するような歌詞をきいて心を癒したりとね。

なんか最近この曲ばっかり聞いているなぁと思ったら、それは今の自分が求めている姿ではないかと考えることがあります。現にこれを書こうと思ったのも自分が今まさに脳内ループしている曲があるからです。

その曲はポルノグラフィティで「ギフト」という曲です。ポルノグラフィティといえば、アゲハ蝶、サウダージ辺りはみんな知ってるくらい有名ですが、「ギフト」はポルノグラフィティを少しかじった人じゃないとなかなか知らない曲です。(一応シングル曲だけども)

生まれながらの才能のことを神様からのギフトと人は呼ぶらしいけれど、僕のはちっちゃい箱だな。リボンもなくて色だって地味でみすぼらしいその箱はなんか恥ずかしく後ろ手に隠していた。最初に空を飛んだ鳥は翼を広げた格好でどれくらい助走をつけて地面を蹴ったんだろう。自問自答きっとそこには答えがないことを、意外と前に気づいてたかも。悩んでいる自分に酔っていた。明日にかかる橋はもろくもくずれそう。今行かなくちゃ駆け抜けなくちゃ。心さえ軽やかにいけたら。
どこかで僕を悪く言う声。耳をふさいでやり過ごしてた。それでも聞こえるなんだ自分の声じゃないか。夢に重さはないんだけれど。言い訳ばかりなすりつけて厄介なものを背負っている気になっている。鳴りやまぬ歓声を浴びる人は遠い世界さどうせ。どうせ自分なんかッて思う。そのたびにギフトが少しは自分にも期待してみたらどうって。意外とうまく飛び出せるかも想像よりもやれるかも。信じてみることが甘いかどうかなんてさ。自分の舌でなめてみなければがっつり噛みつかなきゃ分かんない。・・・

勢いで2番まで書いちゃいました(笑)

要約すると、チャレンジしたい気持ちはあるけど、ビビッてできない自分に背中を押す曲です。

ギフト=才能という表現で、比喩が素敵すぎて好きですね。特に勇気がない=自分に自信がない ということを自分を信じてみたらどうだい?とギフトの方から声がかかるという表現が前向きすぎてすごく好きです。

わりとこういう勇気が欲しい場面って多くないですか?今の時期だと就活で自分の第一希望を受けてみようか保険をかけて別のところ受けたりしようかとか。あとは新しい環境で新しいことにチャレンジしてみたいとか。べたなものだと、好きな人に告白しようかとかですかね。

ちなみに、僕はわりと人生の岐路になるような選択を数年前から考えているんですが、心はやりたい方を望んでいるのかもしれません。

なんかこの曲耳に残るなぁと思ってみたら、その曲の歌詞をまじまじと見るのはいかがでしょうか。無意識にメッセージを受信して、自分のことが分かるきっかけになるのかもしれません。

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