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挨拶が世界をちょっぴり良くするという話

当たり前ですが、人と会うとき誰しも何らかの挨拶をします。 そんな挨拶が凄くいいなぁと思えた出来事について。

海外にいると、よく握手やハグによる挨拶を見かけます。

数ヶ月前、僕は車をチャーターして現地ドライバーとともにワハン回廊という地域を進んでいました。

ワハン回廊とは
アフガニスタン北東のバダフシャーン州に位置する東西に細長く伸びた回廊地帯。

↑こんな感じのところ

アフガニスタンとタジキスタンの国境で深い谷に位置するため人口はとても少なく、のんびりとした風景が広がっています。

そんな場所をしばらく走っていると、対向から馬とその飼い主が歩いてきます。そして目の前で急に馬がぶつかってきました。車には大きな衝撃が走ります。

ドライバーは車から降り、馬の飼い主のほうへ無言で向かっていきました。

あぁ、めっちゃキレるやつやん。。

そう思った数秒後、なんと相手に向かって手を差し伸べます。

握手をしたのです。

少しだけ話し合いがあり、お互い笑顔で再び握手をし、何事もなかったかのように車に乗り込みました。

絶対トラブルになると思っており、予想外の展開に驚いた出来事でした。

握手からコミュニケーションが始まるところに凄くいい意味が込められてたんじゃないかなと思います。(もちろんドライバーの人柄や土地柄などもあるとは思いますが)

笑顔で握手をすることによって、相手に対する好意を意思表示でき、そのおかげで前向きに話し合いができるような気がしました。

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そういえば数ヶ月前にチャリで世界を回ってる大学生に会った際、彼は「とりあえず笑顔で握手しておけば誰とでも仲良くなれる」と話していました。

※小生、笑顔で挨拶するのが苦手なので、握手で好意を示せるのは凄くありがたいです。笑

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人とのトラブルがあった時であれ、初めて会った人と話す時であれ、初めに自分がどういった印象を与えるかでそのあとが変わってくる。そんな気がしました。

日本では握手という文化が強く定着してるわけではないですが、形は何であれども相手への好意を示すのは大事にしていきたいなと思う所存です。

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