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思い込みからはじめる未来

かなり前の話になるが、
楽しみにしていたキングオブコントを、
カプセルホテル内のテレビで観ていた。


マヂカルラブリーのラジオリスナーでもあるので、
野田クリスタルの3連覇(R-1,M-1,キングオブコント優勝)しないかと若干の期待を寄せながら。

結果は空気階段の圧勝。
ファーストステージのネタはあまりにも面白すぎて、
カプセル内で笑い声を抑えるのに必死になった。

優勝し、報われて涙ぐむ二人。
そんな中、鈴木もぐらが最後に話した発言。

『僕らには「コント」しかなかったんで。』

あまりのカッコ良さに、少し涙ぐんでしまった。

元々好きではあったが、
社会人になってからはお笑い番組、
特に賞レースをを観ることが多くなった気がする。

一つのものに取り組む姿勢。
甲子園や、中学の合唱部を思い出す。
金賞と発表され、叫ぶ部員。
青春時代を捧げたものが評価された瞬間の喜びは、当事者でなくても当事者のような気持ちになってしまう。

感動とともに、自分への劣等感も込み上げる。
自分たちで新しいものを作り上げたものに対する羨望。
何か自分で生み出したいなと思うことが多い。

最近はダウ90000という劇団のコントが好きでよく観ているのだが、
皆自分より年下で脱帽してしまう。自分がちっぽけに思える。
https://www.youtube.com/watch?v=486JIo0wBl4&t=46s


多分しんどいんだろうけど、のうのうと生きてるのもしんどい。
働きすぎてもしんどいし、働かなくても多分しんどい。
やり出したら、結局辛いこともあるんだろうが、それでも憧れてしまう。

ももクロのスターダストセレナーデという曲にこんな歌詞がある。

『思い込みからはじめる未来』

大抵一歩踏み出す時は、
やればなんとかなるんじゃないかと根拠のない自信から始まることが多い。
そんなもんなんだよな〜と心が軽くなる。

星野源のエッセイにも、
現実を作る根本の大元は想像力。妄想が自分を救った。
と綴られていた。

根拠のない自信も自信に変えて、
行動していきたいなぁとふと思った。

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