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原点に立ち返り創業の歴史を言語化してみる

久しぶりに電車ですこし長い距離を移動しました。

自分でクルマを運転するのも楽しいけど、何も気にせず電車に揺られて行くのもいいものです。しかも考えごとに没頭していても安全です。

電車に揺られながら、Xでこんな投稿をしたのでこの原稿を書き始めました。

烏山線から乗り換えて宇都宮から乗ったのは湘南新宿ラインのグリーン車。荷物をたくさん詰め込めるクルマでの移動と違って、リュックの荷物が重くなるので迷いつつも『読むだけブランディング』という本を持ってきました。

「ブランドとは物語である」と説くこの本の最初のほうに「原点に立ち返って創業の歴史について考える」という箇所があります。そこで挙げられている問い「なぜ創業しようと思ったのか?」について、創業当初を思い出しながら考えてみました。

ぼくはこれまで、主に個人や少人数の事業をサポートする仕事やワークショップを運営してきました。

ネットショップ
WordPressメディア
アフィリエイト
Web制作代行
Webサイト運営代行
など

もちろん、いいときばかりではありませんが、いまの『穏やか暮らし研究所』の前身『どろっぷしっぴんぐ研究所』を2010年に創業してから、おかげさまでかれこれもう14年間も事業を継続することができました。

これも講座やサービスを利用してくださった皆さまをはじめ、ずっと応援し続けてくれている皆さまのおかげです。

なぜ、このような事業をはじめようと思ったのかというと…

2008年にぼくはサラリーマンを辞めました。退職まもない頃はずっと「会社や組織に頼らず生計を立てるにはどうするか?」そんなことばかりをひたすら考えていました。

「16年働いた分の退職金があれば、1年くらいはなんとかなるだろう」

会社を辞めた頃のぼくは、ノウハウもスキルもまったく持ち合わせていませんでしたが、本を読んだりセミナーに通ったり講座を受講したりして、1年ではどうにもなりませんでしたが笑、なんとか収益を上げることに成功。

中でも、大きく影響を受けたのが、株式会社もしも運営のネットショップ講座『もしも大学 特待生制度』を受講したことです。講座運営の仕組みや受講者の仲間、そして講師の先生たちのサポートがすばらしかったのです。

とくに、当時「個人の未来を応援する」という理念を掲げていた株式会社もしものスタッフの皆さまと、講師の先生たちに感銘を受けました。

「一人ひとりに寄り添ってサポートする」

そんな姿勢を感じ、ぼく自身もそんな先生やもしものスタッフの方たちのようになって、講座やサービスを運営していきたいと思ったことがきっかけで、いまも主に個人をサポートする事業を続けています。

会社で働くことが苦しい、つらいと感じているのに生活のため行きたくない会社は辞められない。働きがいを感じることができず、会社がつまらなくて、休憩時間でも同僚と会社や上司の愚痴をこぼす毎日。

ぼくもサラリーマン時代にはそんなときがありました。

副業が当たり前になった2024年のいまは、ぼくのようにわずかばかりの退職金だけをあてにして、いきなり会社を辞めることはおすすめしませんが…

でも、自分や家族にまつわる課題をひとりで抱えこんでしまっていたり、職場や自分の居場所に問題があったりして、行きたくないところに我慢していかなくてもいいのだとしたら、居続けなくてもいいのだとしたら、きっと穏やかな時間を取り戻せるはずです。

そんな生き方を選択してチャレンジしている人のサポートをしたい。

これがぼくが創業した理由です。

この文章を読んでくださっている方の中にも、Webサイトの運営をしていたり、アフィリエイトなどの事業を個人で営んでいる、あるいはこれからはじめようとしている人もいらっしゃるかもしれません。

あなたにとっての創業の歴史を考えて、言語化してみてはいかがでしょうか? もし言語化できたら、あなたのメディアのプロフィールのページに追記してみてください。(ぼくもあとでどこかに追記してみようと思います)

さて、久しぶりの湘南新宿ラインのグリーン車の体験。以前は毎月、移動で利用していたのですが、やっぱりいいですね。本を読んでもよし、ノートを広げて書くのもよし、パソコンを広げるのもよし、お弁当も食べられます。まさに移動するオフィス。仕事もはかどります。

たまには電車での長距離移動もいいものですね。


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