音楽:「カネコアヤノ」~バンド・ギター弾き語りのリアル二刀流ミュージシャン

「カネコアヤノ」さんは「バンド形態」と「ギター弾き語り」の両形態で音楽活動を行っている女性シンガーソングライターです。
「弾き語り」ライブを行っているアーティストは割といますが、それは「弾き語りツアー」で一時的な活動だったり、ライブの中に弾き語りコーナーがある、といった程度で、カネコアヤノさんのようにどちらかに偏らず平行して活動しているアーティストはかなり珍しいと思います。また、発表しているアルバムも「バンド形態」と「弾き語り」で同じ曲を収録した2枚を必ず出す、という徹底ぶりで、今までそんなアーティストいたかなあ?と思い出そうとしても、ちょっと思いつきません。
そんなカネコアヤノさんの「バンド形態」と「弾き語り」の楽曲(映像)をご紹介します。

【バンド形態】
・カネコアヤノ - アーケード(日本武道館LIVE):

※これは一般的にはあまり広まっていない映像なのですが、その場にいた観客・音楽関係者が「歴史に残る」と言っているライブのクライマックスの映像で、照明がビカーっと超明るくなる、という演出をしています。これは日本武道館特有の照明演出で、他のライブ・演劇のホールでは必要ないのですが、日本武道館はその名の通り、柔道などの大会で使用される前提で設計されているため、会場内をメッチャ明るくすることが出来ます。さらに東京オリンピックに合わせてLED化改修がされて間もない時期なので、以前よりもさらに明るくなっている、まさに歴史的な映像です!

【弾き語り】
・カネコアヤノ - やさしい生活~愛のままを(LIVE):


※バンド形態ではけっこう楽しそうにパフォーマンスをするのですが、弾き語りではピクリとも笑わず緊張感があります。本人曰わく「弾き語りのときは「戦っている」感じ」ということです

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