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HOW TO嫁と行く初めての海外旅行②〜サンタモニカ・ラスベガス・グランドキャニオン・アンテロープ〜LA編~

29歳会社員、海外経験0の僕が嫁と新婚旅行でアメリカに行った旅行記です。

僕は、お腹が弱く貧弱で、英語が話せません。2019年の旅行記を2020年の8月につけていて、記憶は曖昧です。そんな人の参考になればと思い、恥ずかしい旅行記ですがHOWTO方式で書いておきます。
今は、コロナで旅行のどころではありませんが、コロナが終わったあと、海外経験のない貧弱な方の参考になればと思います。

成田→LA着

■HOW TO 入国審査

フライトを終えて、体がバキバキになっていた。
10時間座りっぱなしだったのは初めて。
最初は寝れたからよかったけど、最後の方は眠くもないし、お尻は痛いしで、ただ、お尻の位置を変えるだけの2時間。尻の位置をずらすだけで意外と2時間はあっという間だった。
嫁はずっとipadでドラクエ5をずっとやっていて、生き別れたキラーパンサーと再会していた。

飛行機をでて、空港に入るとすぐデカデカとAMERICA の看板を掲げているお土産屋がすぐ目に入った
「バカみたいな国にきてしまった」と思った

初めての入国審査はとても緊張した。
大きなロビーに、大きな行列が出来ていて、僕たちももちろんそこに並ぶ。
列の先にはたくさんのモニターがあり、モニターにパスポートをかざすと、突然、撮影モードになり写真をとられた。
すぐ、レシート紙に白黒に印刷された写真と、いろんな文字が印刷された紙が出てきた。
僕の写真は、目線がはずれ、いっちゃっていた。いっちゃった俺の写真には紙にはおおきく✖︎が印刷されていた。こいつはいっちゃってるから、入国不可ということなんじゃないかと、不安になった。嫁に「どうしよう×がついている」と、不安になり話したが、嫁は「美人だなー」といい感じに印刷された自分の証明写真に夢中だった。白黒で大まかな印刷は嫁の化粧の下手さをごまかし、たしかに美人に撮れていた。

撮影の後は、またあらたな列に並ぶ。列の先には、透明なガラスにはいった屈強な審査官。入国審査だ。
入国しようとしている人たちが、それぞれいろいろ質問されていた。何を言っているかはわからないが、口論のようになっている人たちもいた。列が進むにつれわかったが、透明なガラスはかなりぶ厚かった。多分、防弾ガラスなのだ。紙に書かれた×で不安な気持ちいっぱいで、いよいよ嫁と一緒に自分たちの番になった。

審査官は黒人系の強面のおじさんだった。怖い顔だった。ゴリラだった。
なんか、無言で出せよ、みたいな手をしていたので、パスポートとさっきの紙をわたした。
怖い
「ふうふ?」
と聞かれた。日本語だった。
「はい!」
「夫婦!ふうふ、ふっふーふっふーふっふー」
とおじさんは愉快に歌い出した。
審査官はふざけたおじさんだった。
「旦那、バッテンついてるね。奥さんにかくれて悪いことしてるよ」
「何もしてませんよ!」「これじゃ、はいれないよ」「なんとかならないですか」「悪いことしてるねー、はい、そこ立って」
そう言って、おじさんは俺の写真を撮りなおして、紙になにかを書きこんで
「いいよー」と言って入国させてくれた。
完全な茶番だった。とっても楽しいおじさんだった。入国審査は楽しかった。
嫁に本当は入国審査はあんなんじゃないと言われた。嫁は美人に撮れた紙が取り上げられてしまって残念そうだった。

HOW TO ポイント

★長時間フライトは尻が痛くなるので、尻の痛くないポイントを探そう!

★入国審査はちょろいし楽しい!







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