僕はかつて「ネトウヨ」だった
おはようございます、だんごむしです。
衝撃的なタイトルですいませんマーケティングのためですごめんなさい。
最近、元徴用工の問題などを皮切りに、GSOMEAが破棄されるなど、
日本と韓国の関係性がより一層悪くなっています。
そんな世の中だからこそ、ネット上にも多くの意見が蔓延していますが、中には「韓国人は嫌い」みたいな人もいたりして、、、
そして、そこに対する幾何の危機感からこのnoteを書くこととしました。
タイトルの通りです、僕は高校1年生の頃、ネトウヨでした。
(※先に言っておくと、思想がネトウヨだっただけで、
実際にネット上で活動していたということはほぼないです。
あ、グリーでちょっとだけ過激な発言はしてたかも)
きっかけは、ある日ネットサーフィンをしていた時に、
たまたま、ネトウヨが作ったページを見つけてしまったこと。
そこには韓国がいかにずる賢い国か、ということを様々な事例で
具体的且つ力強いメッセージで書かれていました。
そして、僕はネトウヨになりました笑笑
(高校生の視野の狭さは危険ですよね、、、)
そこから、高校で人権学習の授業があったのですが、
僕のグループでは、真っ先に「外国人労働者」の問題を選びました。
そして、在日韓国人の労働問題について、
ディスカッション形式で発表しました。
在日韓国人側の人に意見を言ってもらった後に、
反在日韓国人側の僕がそれを論破するという、クソみたいな構図で。。。笑
(それでも最後に意見を聞いたときに、クラスの人の意見が
はっきりと半分に分かれたことはとても印象的でした。
議論で言えば、僕が勝つような台本を用意したのに、、、)
それ以降は勉強や部活により真剣に取り組むことで、
相対的に日韓問題のことを考える時間は減っていったと思います。
そして、大学に入学した後に、とある映画を見ることとなりました。
パッチギです。
この映画はネトウヨ界隈では、圧倒的反日映画として批判されていました。
僕は、せっかく京都に来たし(パッチギは京都が舞台)
久しぶりに日韓のこと考えてみるか~くらいの感覚で見始めました。
そして、見終わった時に僕の思想は完全に変わりました。
「ネトウヨの思想ってほんまに正しいんか??」
パッチギは是非、今このタイミングだからこそ見てほしい映画なんですけど、
正直言って、僕はこの映画を「反日映画」だとは全く思わなかったです。
「2つの国がずっと抱えている問題を、今を生きる僕たちがどう捉えるべきか」
そんな凄くデリケートで、でも絶対に無視してはいけない問題を、
この映画は考えさせてくれます。
パッチギの良さは語ればキリがないので、ここでは自重しておきますが、笑
一つ上げるとすると、
「イムジン河」
こちらの曲は、元々は北朝鮮のプロパガンダ的な曲として朝鮮で歌われていたものなのですが、(北が優れているんだ、という内容の歌詞。)
ザ・フォーク・クルセダーズの松本さんが、北に渡った友達の望郷の思いや世界で起きていることを知ってほしい、という純情な気持ちで、平和を願う歌詞に変えて歌ったものです。
結果としてこの曲は元の歌が歌だけに発売中止となり、テレビやラジオで流すことを禁止されたそうです。(詳しくは調べてくださいね。)
予告でも出てくるのですが、ラジオ局のディレクター役の大友康平さんのセリフが最高です。
とりあえず続編は僕は見てないですが、
「皆さんパッチギ見ましょう」っていうことが今日伝えたかったことです。笑
最後に、こんな当たり前なことを言うのも憚られるのですが、
韓国政府と韓国人は全くの別物です。
僕のことを「ブラザー」と呼んでくれる韓国人の留学生の友達は、
よく飲み屋で、韓国政府を批判しながら、焼酎ビール割を飲んでました。笑(韓国で流行っているらしい)
政府間の問題に関心を寄せる一方で、
目の前の相手がどんな国籍・思想だろうと
とりあえず一緒にお酒交わしてみては?!ってのが僕の個人的意見です。
以上です。ありがとうございました。
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