「 音楽とは、規律と調和の産物である。 」
私たちの人生を大きく変える、動かすもの。
それは、出逢いなのかもしれない。
誰と出逢い、誰と過ごし、
自分の人生の中に、何のエッセンスを取り入れるのか?
この工程を繰り返す中で、自ずと人生は
作られていく。
私の人生を1番大きく変えてくれた出逢いは、
歌の先生だった。
タイトルの言葉は、先生の言葉。
先生が探し求めて、辿り着いた真理。
この言葉は音楽だけに限定されず、全てに
おいて当てはまる言葉のような気がする。
先生に出逢ってからの数年の間、
私は無数の質問をしてきた。
先生は、全てに答えてくれた。
この世界の原理原則を知ってた。
夢の叶え方。お金のこと。豊かな人生とは。
実にシンプルな考え方、生き方だった。
先生と話していると、私たちはシンプルな
ことを、自ら複雑にして、迷って、
迷走してるのかがよくわかる。
私は実にそう。
(そんなスッタモンダを楽しむというのも
人生の面白さかもしれないけど。🙄)
先生から教えてもらったことを少しずつ、
このnoteに書き残していけたらと思います。
今日は先生のステキな人生を、少しご紹介したいと思います。
現在、先生は65歳。
見た目はマイク真木さんをもっとアメリカ
寄りにした感じ。髪の毛は全く一緒。
先生は、失読症。
字の読み書きが出来ない。
だから人生で本を読んだことも、
ネットで何かを読んだこともない。
プロのミュージシャンを夢見て上京し、
23歳で夢だったメジャーデビューを果たす。
しかし時代は、アイドル全盛期。
先生が歌っていたのは、ブラックミュージック、ロック。全く売れなかった。
その後は、CM楽曲制作などのスタジオの
仕事に進んだ。日本のトップミュージシャンたちとの仕事の日々。
順調なキャリアを重ねていた。
でも、常に感じていた違和感があった。
゛音楽の本当の姿ってこれなのか?゛
上手さを競ったり、上手さを見せつける、
そしてビジネスとしての音楽。
そんな世界に違和感を感じていた。
゛本当の音楽の姿を見たい。゛
その想いから、世界のトップミュージシャンの元に行くことを決めた。
それが、スティービーワンダーだった。
共通の知り合いに自分のアルバムを渡し、
想いを伝えると、
「おいでよ。」
そう、スティービーは言ってくれた。
スティービーワンダーのスタジオで、
世界のトップのミュージシャン、エンジニアと共に自分のアルバムを作った。
世界のトップミュージシャンとの時間には自分が信じてきた本当の音楽の姿が確かにあった。
これだけでも貴重すぎる経験。
でもまだ続きがある。
゛スティービーと、同じボイストレーナーに発声を習いたい。゛
スティービーに頼んでみると、それも叶った。マイケルジャクソン、スティービーを教えていたボイストレーナーだった。
そこで習った発声法を、今も教え続けている。
先生の毎日は、朝の10時から夜の23時まで、ギッチリレッスン。
休憩時間すらないことも多い。
休みは月に2日間あるかないか。
それだけ目一杯教えても、講師を増やしても、レッスンの予約が取れないほど多くの生徒が在籍してる。
20年以上この生活を送っている。
働かなくても生きていけるだけのお金は
すでにあって。
働かなくてもお金は入ってくるのに。
何でこんな生活をするのか?
と、聞いたことがある。
「んー、そうゆうことじゃないんだよ。」
って言ってた。
今はその言葉の意味が少しわかる。
私たちは常に多くの情報に囲まれている。
情報を得ようと思えば、無限に手に入る。
でも、その中で見失ってしまうものも
あるのかもしれない。
もし、全く何の情報も得ずに自分の感覚
だけで人生を歩むとどうなるのか?
先生が頼りにしてきたものは、
全て自分の感覚。
そして、多くのことを叶えてきた。
どんなに時代が変わろうとも、不変的な法則は存在するのかもしれない。
先生が私に教えてくれたことは、
人生を豊かに生きるコツ。
誰かの人生のスパイスになったら嬉しいです✴︎✨
あともう1人、お話したい人がいます。
1年前に出逢った80歳のおじぃ。
音楽とは全く関係のないところで出逢った。
このおじぃも音楽家。
とても不思議な出逢い。
彼の人生は映画化してもいいのでは?
と、思えてしまうほどの波瀾万丈人生。
少ししんどいと思うことも、この人のことを
思えば大したことないやと思える。
音楽界、芸能界、経済界、スポーツ界、
多くの人に関わってきた人。
どこにも属することなく、個人で10億円以上稼ぎ、5億の借金も負った。
とにかく利他に生きた人生。成功も失敗さえも人のために生きようとした結果だった。
人生の最期も利他に生きようとしている。
「人生の最期に君みたいな娘に会えるとはね。人生は本当に面白い。」
見返りを求めることなく、孫のように
可愛がってくれるおじぃ。
そんなおじぃが教えてくれたこと。
生きる姿で教えてくれたこと。
これも書き残していきたいと思います。
まずは次回、おじぃstoryを^ ^
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