ボランティア活動に関わって思うこと。

こんにちは。奥田萌です。毎年12月に入ると、
やっと”今年”というものを感じます。そして「もう今年終わっちゃうー!」って毎年の恒例行事のように叫んで、12月はスタートします。笑。
みなさんも同じ恒例行事しましたか?笑。

さて、本日の本題
「ボランティア活動」に関わって思うこと。

■みなさんは、ボランティア活動っていうとどんなイメージを持たれますか?

これはもしかしたら、世代やその方の背景によって、
様々かもしれませんね。私は、ごくごく、ありふれた、
「困っている人を助けたい。」「私で役に立てるなら、私も力になりたい。」そんな思いから、関わるようになりました。

大学時代から、様々なボランティア活動に参加してきました。
この、学生時代に先生でもない、友達でもない、家族でもない
「大人」と関わることが、今思えば、私を大きく成長させてくれたきっかけだったと思います。

起業して、一番やりたかっとこと。
それも、誰かの役に立ちたい。その一心でした。

そんななか、出会ったのが「こどもホスピス」でした。

■当事者でもない私が「こどもホスピス 」に出会ったきっかけ。

「こども」という、かけがえのない存在。
私には、こどもがいませんが、心からそう思います。

ニュースで見かける児童虐待について、
救えなかったいのち。周りの大人は誰も、気が付けなかったのか。
本当に救えなかったのか…(動物虐待もほっとけない!)

そんなことを考えて過ごすようになり、できることの一つとして、
「オレンジリボン」(児童虐待防止運動)の啓発パネル展を
自主事業でコンサートを実施し、児童養護施設のこどもさんたちをご招待しました。(私がバイオリニスト大平まゆみさんのマネージャーをしていたことはまた今度!)

そして、そのコンサートにご来場くださった方
(現在のもう一人の理事)から「こどもホスピス」という存在を聞いて、
2018年の3月から関わらせていただきました。

現在は、一般社団法人 北海道こどもホスピスプロジェクト の理事として
今はまだ北海道にない、必要な仕組みを、居場所を、つっていくために 活動をしています。


■よく言われる「自己満足だよね。」について。

今でもまだ、これ言われるのかな?笑
活動に関わり始めたころ、まだ私自身もどうすれば、
本当の意味で助けを必要としているこどもさん、ご家族、ごきょうだいさんの力になれるのか…わからないまま関わっていました。

そんななか、言われた言葉で、心にづっと刺さったままなのが
「それって、結局、自己満足だよね。」という言葉でした。

確かに、その通りだと思います。
だって、私、今、わりと幸せなんです。
仕事以外で”社会”や、”人”とつながっているような感覚があって。

だけど、
まだ、この社会に存在していない仕組みや、居場所づくリは、
本当に大変な作業ばかりです。
(助成金申請の難しい資料を数人で手分けして書いたり、
季節ごとのイベントを考えたり、ご寄付をお願いして回ったり、
途中で、離れていってしまうスタッフもいました…)

確かに、楽しんでボランティア活動をしていますが、
そんなふうに言われて、私は本当に、本当にショックを受けました。

ボランティア活動を、誰かに強要しているわけではなく、
楽しく関わっているだけなのに。
私の行動や、言葉が、そう思わせたのかもしれません。。。


そう思うと、ボランティアで活動に参加していること自体、
自信が持てなくなってしまった時期がありました。


■ボランティア活動に主体的に関わる上で大切なメンタル要素。

「こどもホスピス」は、まだ日本には数少ない取り組みで、
正解は、どこにもまだないと思うし、作っていくものだと思っています。
(どんなボランティア活動もそうだと思います。)

そういう中で、間違うことも、誰だって、あると思います。

だけど、それを否定せず、みんなで考えていくこと、
みんなで考えるきっかけを作ること、
みんなで話し合う場所を作ること。

考えることをやめないこと。

だって、それは自分のためではなくて、
今、まさに困っている人の力になるためなんだから。

だから、私も間違った発言をするかもしれないし、
みなさんの方が、的を得たことを仰るかもしれない。

自分と真逆の意見も、
自分の中で整理して、必要な要素をありがたく受け入れる勇気。
目的を忘れない。細くても長く、途中でやめないしなやかな心。
これが必要なことだと思っています。

(でもやっぱり、言葉は人を傷つけるから、発信するって怖いですよね…)


■私がいつかできるといいなと思うこと。

北海道に「こどもホスピス」という、まだない仕組みができるまで、
私はまだまだ、ずっと活動をしていきたいと思っています。

そして、いつか実現して、
また別の「まだない仕組み」を生み出そうとされている方に出会ったら。

その時は、ちからになれるような、そんな人になりたいと、思っています。


という拙い決意表明を、
もしも、ここまで読んでくださった方がいたなら…
読んでくださり、ありがとうございます。(^^)

たくさんの方のご意見を参考に、進めていきたいことばかりです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

奥田 萌

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