石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」 第一建設工業(1799) 2017/11/07
※このレポートは2017年11月に作成されたものであり、企業情報や数字等は当時のものです。またリンク先の変更によりリンク切れの場合があります。あらかじめご了承の上お読みください。
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石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」
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◆Contents◆
◇研究銘柄 第一建設工業(1799)
◇コラム 油断せずに中長期でも相応しい企業の中から投資対象を選びたい
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◇研究銘柄 第一建設工業(1799)
本日は、1942年(昭和17年)創業の、新潟県に本社を置き、関東・信越・東北地方を地盤とする、JR東日本が主力取引先の総合建設会社である、第一建設工業を研究銘柄として取り上げます。
第一建設工業は、鉄道の保持・強化を目的に、鉄道省の要請により設立された国策企業の一社です。
第一建設工業は、昭和17年創業以来の鉄道工事専門業者として培った技術やノウハウを基礎として、総合建設業者として成長してきました。現在では北陸新幹線をはじめ、JR東日本の在来線などの軌道メンテナンス工事、高速道路や地域開発などを行う土木工事、工場やマンションなどを作る建築工事までを手掛けて施工実績を伸ばしています。
本日の研究銘柄として第一建設工業を選んだ最大の理由は、第一建設工業としては期待より素早く11月2日に上期と通期の業績の上方修正を発表したことです。
〇業績上方修正のIR
https://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr/tdnetg3/20171102/arj1aw/140120171026499544.pdf
1株利益で見ると以下のような数字です。
2018年3月期 上期 修正前 58.28円⇒修正後 82.84円
通期 修正前 148.15円⇒修正後 157.86円
下期だけで比較すると89.87円⇒75.02円
上期は+24.56円の増加、下期は9.71円の増加です。
下期単独の利益は当初予想より減っています。
この予想は保守的すぎると考えたのが、今回の研究銘柄に選んだ一番の理由です。
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