石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」ヤマト(1967) 2018/01/16
※このレポートは2018年1月に作成されたものであり、企業情報や数字等は当時のものです。またリンク先の変更によりリンク切れの場合があります。あらかじめご了承の上お読みください。
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石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」
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◆Contents◆
◇研究銘柄 ヤマト(1967)
◇コラム 良い流れに乗るため投資家の資金が集まりやすい銘柄を選ぶ
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◇研究銘柄 ヤマト(1967)
本日は、1945年(昭和20年)創業で1946年(昭和21年)に株式会社として設立された、群馬県に本社を置く建設会社のヤマトを研究銘柄として取り上げます。
ヤマトは、『建物まるごと』を合言葉に、建物プランから設計・施工まで、ワンストップのソリューションを提供する企業で、創業から73年間に培ってきた空調、冷凍、水処理技術をコアに、建物のプランニング、意匠デザインを含め、建物の価値をトータルで提供し、成長している企業です。
建築、設備などの区分けなく、顧客の事業収支を含めた建物トータルのプランニングを行い、建物完成後の、エネルギーマネジメントの企画、運用サポートする事業を行っています。
建物建設においては、ゼネコン、サブコンなどの企業が協力して施工しますが、ヤマトは当初は空調・冷凍・水処理技術などを提供して『蓄熱システムで電気料金90%OFF』など、設備の一部を受け持つ事業を行っていました。しかし、顧客の立場で考えると、分業の枠を超える必要があるのではないかとヤマトは考えました。
顧客のニーズは建物自体(モノ)ではなく、建物から得られる利益(価値)であるはずなので、ヤマトは、主力の空調・冷凍・水処理技術に立脚したうえで、建築・デザイン・エネルギーマネジメントの分野へ展開する方向で成長を目指すことにして、事業内容を拡大してきました。つまり、顧客が求める価値を、建物まるごとの視点から企画・運用し、エンドユーザーに選ばれる新しい建設産業を目指すことで成長を高めようとしています。
ヤマトの主な事業内容は、建築・土木、空調・衛生、電気・通信、水処理プラント、冷凍・冷蔵に関する工事の設計・監理・施工及びメンテナンスです。
1)設備、建築工事の設計、施工
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