#7 フリュー(6238) 2019/05/07
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山本潤監修「グロース銘柄発掘隊」 第7号
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山本潤氏率いる「株の学校」で、山本氏をはじめとする講師陣の薫陶を受けた精鋭アナリスト達が、成長株を発掘し、その内容を詳細にレポートします。
毎週火曜日配信、1回に1銘柄の深掘りレポートです。
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【目次】
■はじめに
■フリュー(6238) 客員アナリスト けいちゃん
※本メルマガの一部内容を、億の近道へ抜粋の上掲載することがございますので、あらかじめご了承下さい。
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■はじめに
NPO法人イノベーターズ・フォーラムのご協力により、客員アナリスト
たちのレポートの有料メルマガがスタートします。
グロース銘柄発掘隊の隊長は東京2期生です。
彼の指揮下、隊員たちは、週に一本のフルレポートをディープに発表します。
どれも個性あふれるレポートです。
投資家のみなさまにおかれましては、ぜひ、グロース銘柄発掘隊の客員アナリストたちへのご支援をよろしくお願い申し上げます。
(山本潤)
【ご注意】
本メルマガは、情報提供を目的にしており内容を保証しておりません。
投資に関しては御自身の責任と判断でおこなってください。
万が一、事実と異なる内容により、読者のみなさまが損失を被っても源資料作成者および発行者は一切の責任を負いません。
また、本メルマガの内容・情報は、執筆時点での取材や調査に基づいています。配信時点と状況が変化している可能性があります。
予めご了承ください。
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■フリュー(6238)
~流れの激しいエンターテイメント業界で生き残った秘訣から今後の成長性を探る~
同社の主力事業は「プリントシール機事業」「コンテンツメディア事業」である。
ここで「プリントシール機」について解説をすると、いわゆる一般的な呼称「プリクラ(プリント倶楽部)」のことである(以下プリクラとする)。
「プリクラ」はセガホールディングスの子会社であるアトラスのブランドで、登録商標はセガホールディングスが保有している。他社製品は全て「プリントシール機」が適切な呼称である。
「プリクラ」は女子高生を中心に、かれこれ30年以上定番となっているガールズエンターテイメントである。友達と2人で撮影し、その写真をシールで印刷し友達と共有する。
ポラロイド写真ではダメなのか?
「シールで友達と共有出来ること」が大事なのである。
手帳にシールを貼ったり、携帯電話に貼ったりその時代によって楽しみ方は様々であるが「シールで友達と共有する」という部分は変わらないようである。
また機種を変えて撮影したりすることで、違うシチュエーション、アングルで「プリクラ」を楽しんだりする。従ってアミューズメント施設に置かれてる「プリ機」は8台~10台くらいが一般的である。
スマートフォンが普及した現在、「プリ機」で撮影した画像をスマートフォンで保存したい、SNSでシェアしたいというニーズが生れている。2019年現在、「プリ機」の画像をダウンロード出来るのは、フリューが提供するオンラインサービス「ピクトリンク」だけである。筆者はこのアナログ機器とオンラインの融合によるシナジーを生み出している同社に注目する。アナログからの動線が確保出来ていることが強みである。
一方、カメラアプリは競争が激化している。様々なアプリが凌ぎを削っている。いわゆる「自撮りアプリ」(自分たちで撮影して、加工できるアプリ)がアナログを席捲するようになると、戦略の変更を余儀なくされることがあるのかもしれない。これが同社のリスクである。
競合となるのは「Snow」であるかもしれない。GoogleがリリースしたPixcel3に搭載されているカメラはAI化が進んでおり、自動補正も従来では考えられないくらい技術が進歩した。
フリューも2019年3月カメラアプリをリリースし、ダウンロードではランキング上位であるが、市場環境が大きく変わる可能性もあるため、業績予想は5年とする。
【会社概要】
1997年、オムロン株式会社にてエンターテイメント分野の新規事業を開始する。翌1998年に当時ブームとなっていた「プリントシール機」事業に参入する。
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