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石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」デンヨー(6517) 2013/04/16

割引あり

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        石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」
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            ◆Contents◆

  ◇銘柄研究「デンヨー(6517)」
  ◇コラム ハイパー・インフレリスクに備え、資源企業への投資作戦検討

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◇銘柄研究 デンヨー(6517)

 本日は、1948年(昭和23年)創業の、野外におけるパワーソースのパイオニアとして、エンジン発電機、エンジン溶接機、エンジンコンプレッサーをはじめ、多くのオリジナル製品の開発製造を行うデンヨーを、研究銘柄として取り上げます。

 デンヨーは、日本初のエンジン溶接機、エンジン発電機の開発をはじめ、屋外の電源のない場所での使用に特化した、多くのオリジナル製品を生み出してきたメーカーです。主要製品であるエンジン発電機の国内市場占有率は65%を確保しています。また、海外でもデンヨー製品の品質は高く評価されており、世界100カ国を超える国々にパワーソースを供給しています。

 まず、本日の研究銘柄としてデンヨーを選んだ理由を説明します。

1.デンヨーの業績が、来期以降も伸びていくことが予想されること。
 デンヨーの製品は、米国ではシェールガス開発用に売上が伸びており、アジアでも企業の非常用電源や資源開発用電源の需要拡大で発電機が伸びています。そして日本では、東日本大震災直後には特需があったことから、最近では震災直後の特需分が落ちていましたが、これから遅れていた復興工事が進みだし、更にはアベノミクスにより日本国内でも公共工事が増加することが確実に見えていることから、日本の建設現場でのパワーソースの使用量が増加することが予想されること。

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