石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」岡谷鋼機(7485) 2018/07/03
※このレポートは2018年7月に作成されたものであり、企業情報や数字等は当時のものです。またリンク先の変更によりリンク切れの場合があります。あらかじめご了承の上お読みください。
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石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」
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◆Contents◆
◇研究銘柄 岡谷鋼機(7485)
◇コラム 『休むも相場』という言葉も意識することも大事
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◇研究銘柄 岡谷鋼機(7485)
本日は、1669年(寛文9年)創業で1937年(昭和12年)に設立された岡谷鋼機を研究銘柄として取りあげます。
岡谷鋼機の歴史は、江戸時代の1669年(寛文9年)の名古屋にさかのぼります。1937年(昭和12年)には株式会社岡谷商店を設立、その間大阪・東京にも進出を果たし、着々と専門商社としての地歩を固めてきました。
現在の岡谷鋼機株式会社に改称したのは1943年(昭和18年)のことです。
349年に及ぶ岡谷鋼機の事業展開は、常に時代の先を読み、築き上げてきたノウハウを武器に、企業成長のために突き進んでいます。
岡谷鋼機は現在、「鉄鋼」「情報・電機」「産業資材」「生活産業」という4つの事業分野において9部門のビジネスフィールドを擁する独立系商社です。
その中でも基幹分野である「鉄鋼」の事業は売上高の約40%を占めています。大手鉄鋼メーカーの一次指定商社として安定的、かつ品質の高い鉄鋼を世界に販売しています。また、340年以上の歴史に伴う実績と信頼により主要取引先とのパイプも強く、健全かつ安定的に事業を展開しています。
鉄鋼以外の事業分野は、鉄鋼を機軸に時代のニーズを見越して経営の多角化を図ったことによって生まれており、今では売上の約60%を占めるまでに成長しています。
グローバル化がますます加速するビジネスの世界において、岡谷鋼機では海外への事業展開をより積極的に推し進め、海外取引比率の拡大を目指しています。
世界各地に密着した顧客ニーズへの対応が求められる中、先の東京オリンピックが開催された1964年に米国に現地法人を設立し、これを皮切りに、着々とグローバルネットワークを展開していす。現在では世界21ヶ国に現地法人、支店・事務所、関係会社を設立し、世界中を戦略拠点としています。
近年ではベトナム、インドネシア、ブラジル、メキシコへ現地法人、オランダ、マレーシア、シリコンバレーに事務所を設立するなど、グローバルネットワークを拡大しています。
また、ポーランド、メキシコ、中国内陸部やアジア各国において、製造加工拠点の整備を進め、海外におけるものつくりの強化も図っています。
<岡谷鋼機のネットワーク>
2018年2月期においては、岡谷鋼機は岡谷鋼機と連結子会社70社、持分法適用関連会社14社、合計84社から構成されています。
http://www.okaya.co.jp/network/japan/
国内:25カ所
東京、名古屋、大阪、福岡、仙台、新潟、富山、静岡、浜松、広島など
http://www.okaya.co.jp/network/japan/index.html
海外:21ヶ国
アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、ドイツ、チェコ、オランダ、
インド、タイ、シンガポール、マレーシア、ベトナム、インドネシア、
中国、台湾、韓国、オーストラリア、UAE、ミャンマー、フィリピン、
ポーランド
http://www.okaya.co.jp/network/overseas/affiliates_list/index.html
まず、本日の研究銘柄として岡谷鋼機を選んだ理由を説明します。
1.岡谷鋼機は名古屋の名門企業として、トヨタ自動車を始め、業績を伸ばしている日本の大手企業を取引先に持っており、今後も業績を伸ばすことが期待できること。
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