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#45 KeePer技研(6036) 2020/02/04

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       山本潤監修「グロース銘柄発掘隊」 第45号

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 山本潤氏率いる「株の学校」で、山本氏をはじめとする講師陣の薫陶を受けた精鋭アナリスト達が、成長株を発掘し、その内容を詳細にレポートします。

 毎週火曜日配信、1回に1銘柄の深掘りレポートです。


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               【目次】


■はじめに
■KeePer技研(6036) 客員アナリスト カーツ大佐
■モデルポートフォリオ 更新!


※本メルマガの一部内容を、億の近道へ抜粋の上掲載することがございますので、あらかじめご了承下さい。


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■はじめに


 NPO法人イノベーターズ・フォーラムのご協力により、客員アナリスト
たちのレポートの有料メルマガを提供しております。

 グロース銘柄発掘隊の隊長は東京2期生です。
 彼の指揮下、隊員たちは、週に一本のフルレポートをディープに発表します。
 どれも個性あふれるレポートです。

 投資家のみなさまにおかれましては、ぜひ、グロース銘柄発掘隊の客員アナリストたちへのご支援をよろしくお願い申し上げます。

(山本潤)


【発掘隊より】

 グロース銘柄発掘隊は、5年から10年以上の長期投資に耐えると思われる銘柄を発掘し、調査分析するものです。配信した銘柄は短期的に株価調整する場合もありますが、対象企業の前提条件が変化しない限り、問題ないと考えます。
 配信した銘柄は定期的にチェックしております。もし、前提条件が変わったりビジネス環境が大幅に変化した場合には、あらためてフォローコメントを配信致します。

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KeePer技研(6036)

【会社概要】

 KeePer技研(キーパー技研)株式会社は、愛知県大府市にある、乗用車のカーコーティングに関する事業を展開している東証一部上場企業です。


 ◆企業概要と歴史

  カーコーティングは、車の塗装を、雨やほこりなどから保護する役割や、艶が出ることで美観の良さを維持する役割があり、車の外装を長期間綺麗にしておきたいカーユーザーが施工してもらうものです。
  一昔前は、ワックスが、その役割を担っておりました。土日などのお休みに、ユーザーが自ら洗車をし、そのあとにワックスをかける光景はよく見るものだったのですが、耐久性の弱さや施工の面倒さなどがありました。
  今は、それに代わる存在として、専門の技術者に施工してもらうカーコーティングが台頭しています。

  当社は、本社の他に、全国に13の営業所兼トレーニングセンターを展開しています。コーティングの施工サービスは、ガソリンスタンド併設の「キーパープロショップ」か、所謂直営店の「キーパーラボ」で行なっています(一部FC店がある)。

  プロショップは、上述したトレーニングセンターで、当社が独自に定める技術検定資格を取得した上で開業可能となり、ガソリンスタンドにとっては、縮小傾向が続くガソリンの売り上げを補う付加価値サービスとして展開できるメリットがあるため大変普及し、現在全国に5,792店舗(2019年6月末現在)が営業を展開しています。

  当社は、プロショップに対しては、コーティング作業で必要となる自社ブランドの各種ケミカル剤を卸販売する形を取っており、施工自体は、技術資格を取得したガソリンスタンドの従業員やアルバイト店員が実施します。
  当社は、プロショップのサービス売り上げに対しては、ロイヤリティなどを徴収しておらず、純粋にケミカル剤の販売のみで売り上げを計上している形となっております。

  ちなみに、日本国内の給油所数は、30,070(2019年末現在)あり、およそ5箇所の給油所のうちの1箇所には、キーパープロショップがあるという形になっております。
  尚、ガソリンスタンドの数は、過去10年連続で、年3-4%程度減少傾向にあります。国内の車の台数の伸び悩みや燃費の良い車が多くなっていることなどがその主因のようです。

  キーパーラボは、基本的には、当社が建屋を作り、当社の従業員(及びアルバイト)が、施工を行うスタイルで、92店舗(2019年7月末現在 直営80,FC12)で、展開をしています。

  当社のルーツは、ガソリンスタンドにあります。
  現会長で創業者の谷好通氏が、1985年にガソリンスタンド経営を始めました。ご夫婦で所謂家族経営の形で営業をしていたそうです。店舗を増やしていく中で、家族経営としては負担の大きい担保などが必要となるGSから、より付加価値の高いサービスを提供できる洗車、カーコーティングの分野へと事業の軸足を移し、同時にコーティング時に使うケミカルや道具等のガソリンスタンドへの販売、そして、施工技術の研修やセミナー等を展開する、アイ・タック技研株式会社を1993年に設立しました。
  現在のキーパープロショップの事業形態の原型が生まれました。

  そして、1998年には「快洗隊」というブランドネームで、現在のキーパーラボ業態の原型と言える店舗を誕生させます。

  その後は、プロショップ、ラボのビジネスモデルの磨き込み及び店舗の拡大をします。2000年には、ドイツSONAX社と業務提携を結び、独自のケミカル類を開発、質の高いコーティング剤を使用しています。そして、2010年に商標を「KeePer」に変更し、今現在のビジネスモデルが構築されました。
  尚、上場に関しては、2015年にマザーズに上場、2016年には、東証一部上場を果たしました。


 ◆製造販売製品やサービスの仕組み

  前述した通り、当社は、プロショップでは、独自のケミカル類を卸販売し、ラボでは、ケミカルと技術サービスを合体させて売り上げを立てている形です。
  ケミカル類は、技術を持った施工者が使用することを前提としていますが、楽天市場内に開設されている、キーパーツールショップでは、一般の方もケミカル類を購入できるようになっています。

  プロショップとラボには、様々なメニューラインナップがあります。コーティングには主に4つのメニューがあり、コーティングの膜厚や耐久年数、車の大きさに応じて価格が異なります。
  例えば、トヨタのカローラはMサイズで、最も安価なクリスタルキーパーの施工をすると、税込20,800円、1年間の耐久性です。
  一方で、最もハイグレードな、Wダイヤモンドキーパープレミアムの施工の場合、税込128,300円、途中のメンテナンスをしなかった場合、3年間の耐久性と設定されています。
  その他、洗車のみ(手洗い洗車)、車内清掃や除菌施工、ホイールやガラスへのコーティングなどのサイドメニューやオプションメニューも充実しています。また、3年耐久のメニューの場合、年1回のメンテナンスを受けることで、最大5年間まで耐久性を保てる仕組みとなっています。
  施工後には、施工証明入りの手帳が渡され、そこには、1ヶ月点検カードや次回施工タイミングが記載され、割引カードにもなっているNEXTカードと、サービスを受けるごとにポイントがたまる、ポイントカードが同梱されており、継続的に来店を促し、カスタマーとの接点を維持しながら、売りきりではない、利益も高められるような仕組みでサービスを提供しています。
  尚、平均客単価は、コーティング以外の洗車なども含めると、11,000円程度、コーティングのみで客単価30,000円程度とのことでした。

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#45 KeePer技研(6036) 2020/02/04

億の近道

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