見出し画像

バリュー&グロース銘柄発掘情報#6 【グロース】富士ソフト(9749) 2021/05/18


■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■
=================================
---------------------------2021/05/18

       バリュー&グロース銘柄発掘情報 第6号

---------------------------------
=================================


 プロフェッショナルの執筆者を中心に、グロース銘柄&バリュー銘柄を毎回1銘柄発掘してレポートする内容です。
 毎月第1第3火曜日配信、1回に1銘柄の深掘りレポートです。


■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■


               【目次】


■はじめに
■【グロース】富士ソフト(9749) 客員アナリスト 水島寒月


※本メルマガの一部内容を、億の近道へ抜粋の上掲載することがございますので、あらかじめご了承下さい。


■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■


■はじめに


【バリューグロース銘柄プロジェクトより】

 当サービスは、金融のプロフェッショナルを中心とした執筆者が、その時々の注目銘柄の中からバリューもしくはグロースの企業をピックアップし、分析するものです。
 スタンスは中長期投資です。
 ぜひあなたの株式投資ライフにお役立てください。


■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■

■富士ソフト(9749)

【会社概要】

◆沿革

 同社は独立系のソフトウェア開発会社です。
 通信・機械制御ソフトなどの組込系ソフトウェア開発に強みを持ち、金融や流通、製造業向けの業務系ソフトウェア開発などを手掛けています。
 自動車の次世代技術「CASE」(コネクテッド、自動化、シェアリング、電動化を意味する英語の頭文字をとった造語)の中核を担うとされる車載ソフトウェアではシェア首位を誇ります。

 1970年に、富士ソフトウェア研究所として設立されました。
 その後、OA機器や通信機器の制御系ソフトウェアの受託開発をメインとして業容を拡大。96年には金融向けソフト開発を主力事業とするエービーシーと合併し、社名を富士ソフトエービーシーとしました。その後も、流通系や金融系のシステム会社の買収を繰り返し、さらに事業規模を拡大。
 06年には社名を富士ソフトとしました。


◆事業概要

 20/12期の連結ベースの売上構成比(外部顧客への売上高)は、SI事業95%、ファシリティ事業1%、その他事業4%でした。

 主力のSI事業は、システム構築56%(組込系/制御系ソフトウェア27%、業務系ソフトウェア29%)、プロダクト・サービス39%(プロダクト・サービス33%、アウトソーシング6%)に分かれます。

 多くのグループ会社を持つことも特徴で、上場子会社も、ヴィンクス(3784)、サイバーコム(3852)、サイバネットシステム(4312)、富士ソフトサービスビューロ(6188)の4社を擁しています。

ここから先は

3,059字

¥ 2,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?