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個別ケアと統一ケア

ユニットケアは個別ケアをするためのものです。
個別ケアが大事なんです。

って言うじゃなーい⁉️

個別ケアって何?

一斉介助してなかったら個別ケア?

ごはんの時間がバラバラやったら個別ケア?

排泄の時間がバラバラなら個別ケア?

お風呂の時間が決められてなかったら個別ケア?

一ユニットの24時間シートを並べてみると時間軸が違ったら個別ケア出来てます?

どれも時間軸が違うだけだと思うのです。

それは時間軸がバラバラなユニット。

個別ケアってバラバラの時間にケアすることのように言われてることが多い。

それって本当に個別ケアなんでしょうか?

実は以前の自分はそれが個別ケアと思い込んでました。

じゃあ統一ケアとはなんですか?

みんなが同じように出来ることが統一ケア?

職員によって介助方法が違うと戸惑うからみんなが同じように出来るようになりましょう?


チョトマッテチョットマッテ✋(スピーチロック?)

時間バラバラで同じ介助方法が個別ケアなのか?

それって介護を受ける側に立って考えるとどうなのか?


例えば身体介助

異性に触れられるならリフトやスライドボードを使ってもらって触れる時間を最小限にした方が良いと思う方もおられるのではないでしょうか?

同性の場合は安心感があるから楽ワザ介護を使って介護をしてほしいと言われる場面もあるかもしれません。

個別とは介護する側と介護を受ける側が双方で何が良いかを考え決められることやと思うんです。

全員が時間一緒の介護をすることじゃない。

ただ僕たちは、その選択肢の幅を広げられるように、介護用具の使い方を勉強し出来るようにならないといけないし、楽ワザ介護のような介護技術で支えるようにならないといけない。

そして選ぶのはあくまで入居者さん。

決められた時間であってもいい介護時間を得られるなら待ってでもそれの時間を作りたいと思える入居者さんもいるかもしれません。

大切なのは相互の関係の中で心地よい時間を少しでも作れて不快な時間を少しでも減らせるか?へのチャレンジなのでは!?

統一する必要があるのは『安心して身を委ねられること』やし、『自分の力を自分の意思で使えること』やし『相手の意思を尊重すること』やと思うんです。

その統一することの幅を広げるために職員の出来ることを増やすことが、入居者さんの選択肢を増やし安心した介護場面を作れるのではないかと思う。

そして関係性の時間軸によってその人との介助方法が変わる。

職員さんと入居者さんの関係の中で安心できるようになったら『リフト移乗から楽ワザ介護で移乗したい』に変わることもあると思う。

本当の個別ケアをするために介護技術の幅を広げよう!

サポート宜しくお願い致します。介護の業界の発展と魅力発信に使って行きたいと考えています!!