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自分の過去を全て肯定するということ

今日は過去の恥ずかしい話をします。
誰しも色んな後悔や反省があります。僕の場合の一番の後悔は15年くらい前に母親が癌で亡くなったときに出来る限りのことをしてあげられなかったということです。発見された癌は肺や肝臓に転移していたステージ3とか4くらいのやつだった。時は確か2007年1月くらいで、母がそんな状態なのに、僕はつくば市役所から経産省なんてところに出向させられて(最終的には自分で選択して行ったのだけれど)、仕事はクソ忙しくなるし、そんなわけでその一年は仕事の出来も悪いし、看病も中途半端になってしまったわけだ。それでもあちこちの病院行ったし、手術も何回もしたし、免疫療法も温熱療法も漢方もあらゆることを試した。けどどれをしても進行はとまらず、翌年の2月に母は亡くなってしまった。最低でも息子の結婚する姿だけでも見せようと慌てて亡くなる直前の12月末に結婚式を挙げたりもした。嫁には申し訳ないけどあの式のときの僕の視線とスピーチはすべて母に向けたものだった。分かる人には分かっただろうけど。
僕にはもっとできることがあったんじゃないか、いつも自分よりも子供たちや親を優先して仕事ばかりしてきてやっとこれから父と二人老後を楽しめるというときに、癌になってしまった母に対して、僕はもっとできたんじゃないかという後悔。
これは最近までずっと引きずっていて、それもあったので、じいさんがいよいよとなったときには僕は市役所を辞めて介護に専念しようと思ったわけなんですけど、だからじいさんが死んだ時にはやれることやったという自負があって心よく見送ることができた(じいさんはそれでもいよいよと思われるときから4年くらい長生きしたのでそれはそれで大変だったのだけど笑)。

で、つまり僕は自分の過去を肯定できないでいたので、鬱にもなるし、酒は浴びるように飲むようになるし、心の奥底はずっとボロボロだったわけです。

そして、つい最近僕の前に現れたヒーラーの長内俊さんにこの話をして、母の最期の頃の写真を見せたところ(Googleフォトってすごいよね笑)、「お母さんは最後めちゃくちゃ喜んでましたよ。悔いのない人生だったと。間違いないですよ」とさらっと言われて、僕はそうだったのかと、Bar2で頼んだグリーンのアルマンドそっちのけで号泣したのです。馬鹿みたいに号泣したのです。

それからです。僕はその後悔から完全に解放されたのです。確か7年くらい前に六本木で別のヒーラーにもそんなこと言われたけど、その時はそれを肯定することができなかったので、時間の流れもあるのだろうけれど、それでも今回長内さんに言われた言葉によって、僕は自分の過去を肯定することができた。100%の確信で他の全ての起きた出来事も肯定することができた。
それからというもの、僕は翼が生えたように心が軽くなり、圧倒的に元気になったのです。
過去を肯定することで自分の傷が癒えて、過去の積み重ねである「今」を全力で生きれるようになったのです。過去ときちんと接続された「今」を。
そして過去から圧倒的にエネルギーをもらえるようになった気もしていて、何をしてても全然疲れなくなりました。

なので、おすすめです。
自分の過去を肯定しましょう。肯定できなくてもせめて受け入れましょう。苦しい感情は一旦横に置いておいて、ただそうだったなと受容しましょう。
後悔することなんて何もない。
そして、全ての出来事には意味があったのだという気づきが生まれたから、それが何よりのヒーリングです。
どんな治療よりあなたを元気にします。

まぁあくまで僕の経験談でしかありませんし、ヒーリングについては、諸説ありますし、これはあくまで大久保つよし説です♪♪♪

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