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セビージャひるね暮らし(14)

※2021年の記録です。

9.29 水 晴れ España旅行第14日目 Sevilla

 8時過ぎに目覚める。自民総裁選は岸田勝利。オケー、高市は「次」ということで。

 9時05分に活動開始。トレーニング。ドゥチャールセ。ジェルで身体を洗う。

 朝食は、目玉焼き。きのこ炒め。トマテと葉野菜のエンサラーダ。スモデナランハ。パン。鍋湯のカフェ。

 ロサに返信。

¡Buenos días Rosa! こんにちは、ロサ
Me acuerdo. 了解しました。
Quedamos el 30 jueves en la Plaza Nueva a las 1 y media. 30日木曜、ヌエバ広場で1時半に会いましょう
Yo os esperaré delante de Monumento a Fernando III de Castilla. カスティージャ王フェルナンド3世像の前で待ってます
(¿Es el gran rey? No lo sé,) 偉い王様? 知らんけど
Gracias. ありがとう
Hasta mañana. また明日

 で、明日会う、と。

 12時過ぎに徒歩出立。昨日歩いたルータを逆に辿ってサンタ・フスタ駅へ。暑い。着てたアロハを途中で脱ぐ。30分で到着。受付券を取って、ベンチでポメってる12時33分。自分は34番で今3番4番。まだまだ先である。行き先その他の必要情報はノートに書き出しておいた。

 にしてもでかい駅である。天井が3階分? 駅をこんだけでかくする意味があるのだろうか? JR板橋駅の100倍とはいかんが、数十倍のスケールである。

 今日書くのは、ウンコと乞食。ウンコはもうそこかしこに落ちている。犬の糞を拾う習慣が無いのだな。時には馬車の馬の糞も。基本尻の下にチリトリみたいなのが付いていて受け止めるようになっているのだが、外れもあるわけさね。道を歩く際に、一番注意するのはクルマ。二番目がウンコだ。

 乞食は主に教会の入口か、繁華街の路上にいる。自分の窮状を紙に書いて展示している。犬連れもいる。こないだはウサギを連れたのに会った。で、お金を恵むシーンも何度も見たので、そこそこの稼ぎにはなっているようだ。食い物は安いし、飢え死にする心配は無かろう。おまわりが排除することもないし、道行く人も罵ったり邪険に扱ったりはしない。そういう意味でも「良い国」なんだと思う。

 30分ほど待って、やうやつと順番が来た。ノートを見せつつ口で言って、16時45分のビジェテを買おう…としたところで、パスポート見せろと。あるいは他のIDを。持ってきてないというと、番号は?と。分からんですよ。そうだ、こういう国だった。長距離鉄道で必要なのか、クレカに絡んでなのか、身分証明が要るのですよ。

 で、これは自分という人間の、性格的に重大な欠点なのだが、後延ばしにするということができない。たったか歩いてアパルタメント往復して、パスポートと念のために現金も持ってきた。時間を計ったら、早足で歩いてしっかり片道30分。自宅⇔赤羽よか遠い。で、新たに取った番号が104番で現在75番。さっきと同じくらいの待ち時間でしょう。ちょうどいい「執筆時間」である。膝ポメで画面もよく見えるし。

 抜け作にも今気がついた。スペイン健康省のQRコードがスマホに入ってたじゃん。あれにパスポート番号が記載されてた。とっさに思い出せなかったのは、ホント間抜け。

 ビジェテ買えた! さっきのおっさんとは違って、12時台と14時台を勧めてくれた。14時45分を選択。値段は65.10。さっきは73だった。どうなってるんだろう? まあいいや。要は達成! 今15時09分。帰路どっかで一杯やっか。

 日差しが強く暑い。夏が戻ってきた感じ。「バル・アルファルファ」に入る。カウンターでカーニャ。お、チチャロン(焦がし豚肉)あるじゃん。オーダーしてカーニャお代わり。ここは前にいっぺん入ったことがあったっけ? それとも気になったが入らなかった店? どちらにしてもいい店。勘定5.10で、カーニャ1.30なのもいい。

 店を出て、これは前に重宝したスーパー「ソル」へ。ウオトカスミルノフ13.08。プチ高いがこれがいい。前の安ウオトカはイマイチだった。アル中の必需品。

 帰宅して16時半。ウオトカ水割り飲んでシエスタでござる。窓開けて外気を通し、久びさのパンイチ。

 今日はもう1万7350歩歩いた。60cm換算でも10km以上。

 17時過ぎに寝て、18時過ぎに目覚める。ちょうど1時間? しばゴロ後、徒歩出立。第一目的はゴミ出し。で、これが面倒。缶、プラスチック、瓶、それに可燃物と分別するんだと思うが、前のアパルタメントのそばにあった「缶、プラスチック」の分別ゴミ箱が見当たらない。「瓶」はあったんで、そこに捨てた。川沿いまで行って、しばし周回したが無い。結局、イサベル橋渡った先で捨ててきた。トリアナ地区にはあるのに「こっち」には無い。これって板橋区と荒川挟んだ足立区がゴミルール違うみたいなもの?

 戻って「マス」で買い出し。水と瓶詰めエスパッラゴと缶セルベッサ3缶。4.93。明日来客の女性二人用にコーラとポテチでも買っておこうかと思ったのだが、ロサからメール、一緒に来るグローリアは添加物入った食品は食わん人で、彼女が自家菜園で作った野菜を持ってくると言うから、それを何かして食うのかな、と。水道の水は飲めないとか言うかと思い、ミネラルウォーター1瓶買った。多分酒は飲まんのでしょう。ロサも確かそうだった。だったらばさ「外食」よか、アパルタメントの方が良かったか。

 とまれ、始めたザマスよ。ボケロネス、エスパッラゴ。酒は缶セルベッサ。さらにハモン、塩キュウリ、赤ビノ。

 はてなブログにカキコ。

2021-09-30
「岸田首相」かあ
編集
 ま、「次は高市早苗」に期待しましょう。議員票で河野さんを超えるなんて、泡沫扱いしてきた左翼マスゴミはヘソ噛む思いだったんじゃないの?(笑) テレビも新聞も、もう誰も信用しないことでしょう。
 今回の総裁選を機会にと、河野、岸田、高市お三方の近著を読ませていただきました。それぞれに興味深かったし、読み比べると互いの相違点と共通点、そして個性がよく分かりました。
 岸田本で印象的だったのは「加藤の乱」にわざわざページを割いていたこと。知ってます? 「加藤の乱」って。2000年の森内閣時代の自民党内の内紛です。20年も昔の話。興味ある方はググってください。
 政治の世界は「武力」以外のすべてを駆使しての闘争であり、それに勝ち残った政治家こそが「生きている政治家」。自分はそんな風に認識してます。その世界にいながら、20年も昔の政争を、つい昨日のことのように語って感慨を深めてる。どんだけ「乱」とは無縁でいらっしゃるところの「お公家さん」なんでしょうか。
 京都の人が言うところの「前の戦争」は「応仁の乱」だっていう、「あるある話」を思い出しました。
 日本における「首相」というのは、マスゴミにとってはサンドバッグみたいなもんで、国民パンピーも好き勝手言いまくり、叩きまくります。それを笑ってこなせる「打たれ強さ」が岸田さんにあるのか大いに疑問ですが、今から鍛えて強くなってもらうしかない。がんばってください。

 今回の「セビージャひるね暮らし」だが、前回のような健康への悪影響は無いと希望している。朝のトレーニングと「歩き」。ちなみに駅2往復した今日は2万3273歩だ。ノルマの約3倍。そんだけ歩いても明日以降の「筋肉痛」その他は無い。そんくらいには鍛えてる。酒量も飲んでるようでさほどでもない。昼はサクっと飲んですぐ寝るし、夜のダラダラ飲みもごく薄ーくして、しかも夜更しはしない。トータルの睡眠時間が長くなっても、悪いことじゃないよな。

 一人旅、一人暮らしの孤独感、孤立感は当然あるが、それって日本にいても同じこと。自分で選んだ晩年の生き方。「執筆」が生き甲斐で、「書いたもの」が人生における真の友達。自分なりの「ヘンリ・ライクロフトの私記」なのよ。それも「嘘」の無い。

 ラノベはそこそこ書けている。「水魔神の巫女」も3年前のスペイン旅行中に相当部分を書き進んだんだっけ。旅とラノベの相性は良いようだ。

 その「ネメシスの乙女」一回読み返して手を入れた。寝るーの1時12分。

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