セビージャひるね暮らし（11）

※2021年の記録です。

９．２６　日　晴れ　España旅行第11日目　Sevilla

　8時前に目が覚める。と、LINEで下のこどもにメンションされ、9時過ぎから一家全員参加の電話会議（笑）　8時10分から48分。

　で、終わったところで、2番目のアパルタメントからのメールが入り、正確な住所やチェックインの方法は分かった。今日、下見に行っておこう。

　9時04分。トレーニング。締めに河岸柵で斜め懸垂タオル付き横縦60回。部屋に戻ってドゥチャールセ。

※ここには書いたり書かなかったりですが、トレーニングは毎朝しっかりやってます。

　洗濯機を回す。1日置きで、これが4回目。お天気でカラリと乾くといいのだが。

　朝食は、きのこ入りオムレツ。スモデナランハ。スモデウバ。パン。トマテとキュウリと葉野菜のエンサラーダ。台所を片付けて、食後のカフェ。

　執筆。

　洗濯物を干す。Ｔシャツ2枚、パンツ2枚、タオル1枚。

　たったか徒歩出立。イサベル橋渡って、サラゴサ通り右折。歩いてって適当右折してパードレ・マルチナ通りを探す。たどり着いた。4番がアパルタメント、向かいの7番の窓に鍵箱がある。2つあって、まず下にメールで教わった番号を入れてみる。開かない。上の箱で試したら開いた。鍵が入ってた。チェックインは明日なので、元に戻して閉めて番号を変えておく。これでまあしかし「安心」だ。周囲を歩いてクルマでのアクセスルータを確認しとく。ま、タクシ運ちゃんが分からんわけ無いと思うけどね。

※セビージャのアパルタメントはオテルやオステルと違って、フロントがありません。先に「アゴダ」などで前金を払っておいて、後はメールのやりとりのみ。ナンバー錠のかかった鍵箱から鍵を受領し、返却します。最初のアパルタメントじゃオーナーのマリアと会って、あれこれ説明を受けましたが、2番目は完全にメールのみ。誰とも会いませんでした。

　帰路って、そのまま「サンタ・アナ」へ。いつものカウンター立ち飲み席でカーニャ2杯にパタタス・ブラバス。5.60。この店は今回が多分最後。店内外の写真を数枚撮る。

　帰宅して、いくつか。次アパルタメントに返信。ロサに新住所報告。家族LINEに「サンタ・アナ」の写真とコメントを送る。赤ビノとウオトカ水割りを舐めて、今日こそキッチリシエスタすっぞ、の14時55分。歯も磨いたしね。

「執筆」を主目的と決めた旅で、きっちり「書けて」いるのは喜ばしきこと。「赤ん坊少女」が登場するとは予想外だった。何でも書いてみるもんだねえ。

　目覚めて17時半。しっかり2時間寝た。

　で、18時過ぎから、ちと早いがパセオへ。グアダルキビール川の右岸下流に沿って歩き、セビージャに到着して最初に渡ったCristro de la Experación橋を渡る。で、分かったのだが、バスターミナルから、アパルタメントのあるベティス通りまでスーツケース転がして歩くには距離があり過ぎな上、遠回りしてた。イサベル橋を渡るのが正解だった。明日の「引っ越し」は素直にタクシ使おう。
　橋を渡ってからは、何となく「中心」を目指す。カテドラルにたどり着いたので、路面電車の軌道に沿って、セビージャ大学まで歩いてみる。折り返して帰路へ。サンテルモ橋を渡る。アルヘンティーナ通りを適当歩いて、引き返して帰宅がちょうど20時。

　始めるザマスよ。缶セルベッサぷしゅー。

　今日はチノス（広義。東アジア系）を4人見た。あんちゃん、ねいちゃん、カポー。どちらもハポネスじゃなかった。カポーがチノス（狭義。中国系）かな。他は分からん。ねいちゃんは学生っぽかった。留学生だろうか。ま、どうでもいいんですがね。

　今日の家族会議で嫁さんに「バルとかで話をしないの？」と訊かれた。「誰と？」「店の人とか」「クソ忙しくて話してる暇なんてないよ」「他のお客さんとか」「それもない」
　で、そういうのが「ある」のは田舎だと、あらためて気がついた。「外人」が珍しくて、どっから何しに来たのか気になって、向こうから話しかけてくる。セビージャは都会なのだよ。

　残った豚肉を焼き、きのこを続いて醤油焼きにする。葉野菜、トマテ、キュウリのエンサラーダが付け合せ。それにパン。酒は赤ビノ。こんなんで十分なんだよな。ちょびっと残ったきのこも焼き、ハモン切り落としの残りも追加。

　気がついたが、町中で中高生のカポーを見ない。東京だと「ぼくたちやることやってます」的オーラを発しつつ、公然といちゃついてる高校生カポーも珍しくないのだが、スペインじゃとんと見かけない。男子集団と女子集団。あるいは共学的集団。ワンオンワンは高卒ハイティーン以上の「大人」限定。やっぱ日本ほど性的にゆるくないのだと思う。カトリックだし。

　Netflixで「キャロル＆チューズデイ」というオリジナルアニメを観る。けっこう良く出来ていた。日本アニメでありながら、歌が自然に英語だったり、欧米のセンスに近づいている。こういうのも「あり」なんだろうなあ、と思ったり。セビージャにいるせいも多分にあるが。

　で、ウオトカ水割り重ねて、寝るかーの1時23分でつよ。