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セビージャひるね暮らし(7)

※2021年の記録です。

9.22 水 晴れ España旅行第7日目 Sevilla

 昨夜は23時ぐらいに寝てしまったように記憶する。2時台に目覚めて、寝たり目覚めたり。下の部屋の兄貴が宵っ張りで、3時過ぎに屋上に上がっていったりして、別にうるさくするわけじゃないのだが、気配が気になってあまり寝られなかった。でも、睡眠は十分。

 で、朝のトレーニング。ストレッチ、ブリッジ、腹筋、プランク、腕立て伏せ、ツイストホールド、スクワット。仕上げに、下へ降りてって河岸の柵を使い、斜め懸垂タオル付き縦横60回。帰宅してドゥチャールセ。洗濯機を回す。これが3回目。

 10時ちょい前の朝食は、マッシュルームオムレツ→半分スクランブルエッグ。キュウリ、ミニロメインレタス、リンゴ、パン、スモデナランハ、カフェ。毎度ながらガッツリ目に食う。朝>晩>昼であるな。

 Google地図で確認。自分が今いるベスティス通りがグアダルキビール川の右岸、旧市街のある方が左岸である。

 しばらく執筆。

 14時に徒歩出立。ゴミを出す。そのまま歩いて、初めて入るスーパー「Mercadona」(メルカドナ)へ。牛肉、赤ビノ2.19、シーザードレッシング、ミックス葉野菜、トマテ4個、ズッキーニ、ハモン的なのを買う。11.40。

 帰宅して晩飯は自炊。ステーキのズッキーニ添え。葉物とトマテのエンサラーダのシーザードレッシング。酒はセルベッサ、赤ビノ。肉は固かった。前買った方が上。キロ10.69エウロスでグラム139円と、前の181円より安い。てことはグラム200円。キロ15エウロスの肉なら文句なしなんだろう。「次」試してみよう。で、赤ビノは2エウロス以上が間違いない、と。

 プチ睡魔到来。皿洗って歯磨いて水飲んでシエスターの16時18分。

 今日の「Mercadona」のレシートを見てIVA(消費税)の区分がやうやつと分かった。トマテ、ズッキーニ、ミックス葉野菜の生野菜が4%。ドレッシング、牛肉、加工肉が10%。赤ビノ、袋が21%。ビノは10%だと思い込んでいたが違ってた。セルベッサも21%。バルで飲む酒は10%だが、スーペルメルカドで買うと21%。ちと不思議だが、バルが仕入れた時点ですでに21%かかっているのを、さらに10%かかると考えれば分かりやすいかも。いや、ということは、バルでボトル買いして持ち帰ったら21%払わにゃちうことにならんか? 日本でサンドイッチ買って持ち帰れば8%だけど、イートインで食えば10%というのの逆で。

 あ、19時03分。パセオ時間だ。たったか歩いてくっか。

 パセオに出立。まずはイサベル橋を渡って左岸へ。サラゴサ通り歩いて、ヌエバ広場。途中、次のアパルタメントの位置を再確認。18番ね。サンタ・クルス街の迷路町を楽しんで、またぞろ「プエルタ・デ・ラ・カルネ」へ。店内テーブルに座って、サッカー、セビージャvsバレンシア戦の中継を観る。前半で3-1。よう分からんけど相当に二ベル高い試合じゃね? カーニャ2杯に、シシカバブみたいな牛肉串。勘定は5.05。と、カーニャ1杯しかついてないじゃん。ま、いいけど(笑)

 帰路はスペイン広場の脇をぬけて、ロメディオス橋を渡る。適当右折して川に並行して歩いてく。北方の空がピカピカ光ってる。雷であるが、雷鳴は聞こえない。雨も降りそうにない。ちょっと不思議な天気である。帰宅して21時。パセオ十分。赤ビノを喫す。

 はてなブログにカキコ。

2021-09-23
3年ぶりのスペイン
 マドリッド経由で、アンダルシアの州都・セビージャにたどり着いて、はや5日目。台所付きアパルタメントでの「暮らし」を試行錯誤しています。
 行くまでがちと大変でした。スペインが日本からの渡航を無条件に受け入れ始めたのが、6月でしたっけ。そこからプランをスタートして、8月中の二度のワクチン接種が予約できた時点で、9月から10月の長期滞在を決めました。飛行機は、去年キャンセルしたイベリア航空のバウチャーを使って、往路ヘルシンキ、復路ヒースロー経由のマドリッド行き。宿泊はマドリッドに前後数泊、セビージャに3週間とちょっと。
 ところが、出立の1週間前にEUが日本を「コロナ安全国」から「危険国」に分類変更したため、手続きがちと面倒に。「ワクチンパスポート」は入手していたので、後は個々の手続き。スペインは保健省のインターネットサイトにアクセスして、個人情報と渡航情報を登録。Emailで送られてくるQRコードを入国時に提示することを求められている。その際に必要な情報の一つが「飛行機の座席番号」。これをゲットするのが実は最大の壁でした。というのは、チケット本体はイベリア航空で買っているのですが、日本からヘルシンキへの飛行機はJAL。ヘルシンキからマドリッドまではフィンエアー。そのフィンエアーの座席番号(未定)を出発前にフィクスしなければ、スペイン入国のためのQRコードがゲットできない。これは正直、自分のスキルを超えた「仕事」で、海外旅行に手慣れた嫁さんのヘルプが無ければクリア不可能でした。
 スペイン到着から先もアレコレあって、セビージャ行きのチケットが鉄道もバスも取れずに、マドリッドにもう一泊せにゃならず、スーツケース転がしながら、ソル界隈の安宿を片っ端から当たるハメになったり、セビージャのアパルタメントが直前で変更になり、さらに到着が1日遅れることになったため、オーナー(おばちゃん。名前はマリア)と何度もメールでやり取りしたり。ま、スペイン語の実地修業にはなりましたかね。
 唯一取れた長距離バスで6時間半かけてたどり着いたセビージャ。鉄道なら2時間半ですが、バスなら運賃半額以下なので「節約できたー」と喜びたいところ。アパルタメントはロケーション最高で、マリアは親切。ところが、朝飯を作ろうとして、フライパンを置いたIHヒーター(IKEA製)が何をどうやっても起動しない。ネットで型番検索してマニュアルをゲットして、何とか解決したけど半日がかりでした。
 経験値稼ぎにはなっていると思います。それはもう確実に(笑)

 こうやって書き出してみれば、大したことないと分かる。なんくるないよね。

 まずはチノス(広義で東アジア系)が皆無なのが意外だった。どこ見渡してもじぇんじぇんいない。おいら一人だけ。これは緊張しましたですよ。マスクで顔を半分隠せるのが有り難かった。でも、落ち着いてみれば、特に注目されてる感はゼロ。日焼けしてサンダル履きでペタペタ歩いてると「インド人」に見られたのが3年前。今は出自以前に「爺」認識されて、それで無問題かも。で、スーペルメルカドとかで「外人」として英語で応対されるのはともかく、何か所かでフランス語で来られたのには驚かされた。フランス人に見えるでつか? ベトナム系とかの?

 海外旅行し始めた当初は「自分一人が外人」と思い込んでいたが、今は「大多数が外人かお上りさん」だと分かってる。セビージャみたいな観光地においては。まず弁別できるのがアメリカ人。でかい声で英語くっちゃべってる。それ以上に態度がでかい。次にドイツ人その他の北部ヨーロッパの人たち。「白人」で背が高いから、スペイン人との違いは一目瞭然。後はスペイン人のお上りさんだが、立ち居振る舞いが田舎臭いんですぐに分かる。

 そんな手合いの中で、都会的な慎みを基本とし、スペイン語でのコムニカシオンを希求するおいらは、「上客」なのよ。金を持ってるしカードもあるしな(笑)

 で、寝るか、の0時29分。めっきり涼しいので窓は全部閉めて寝る。起床時刻は適当。どのみち、明日も9時スタートだし。

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