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書活273日目*横道にそれたおかげで、出会った幸せ時間。

「ええっ!こんなとこあったんだ!!」
この辺りに越してきてから10年以上が経過しています。この界隈は、河川の発展とともに街が出来上がり方々では大きな祭りが催されています。

今回訪れた祭りは、なんだかんだと毎年訪れています。毎年歩くのもやっと、店舗に入るのは壊滅的な混雑っぷりに疲労困憊です。

しかしやっぱり血が騒いで行ってしまいます。今年もやっぱり、娘と二人で行ってきました。

今回は屋台飯食べ尽くしツアーを決行!!
二人で相談しつつ、屋台で購入しては食べたり飲んだりして楽しみつつ山車が来るのを待ちます。

何台か山車を見送ったあと、参道もはじめの方で引き返すことにしました。これ以上は進めないし、進んだところで帰宅することも困難になりそうと予想したから。

途中で娘の欲しがっていたものを購入して、道をそれました。帰り道の方角を見ると動けぬまま立ち往生している様子。

昼間の暑さが抜け切らぬままに、人の熱気と屋台から出る熱風で外なのにサウナ状態だったので、ここで待ち続けるのは、大変危険です。

例え回り道だとしても、人のいなさそうな抜け道を抜けるのが得策でしょう。そう判断した自分を褒めたたえたい出来事が数分後に訪れました。

その回り道には、橋がかかってます。その下の道は国道で車の往来があるのですが、今日は山車も通ります。

橋の上から山車を覗ける形、その抜群のポジションには先ほどのすし詰め状態とは打って変わって、ゆったりとした心持ちの人数しかいません。

言うなれば地元民が知る人ぞ知るという超穴場、よく通っていたのにも関わらず、気にもしていなかった場所でした。

そこに差し掛かった時、山車がやってきました!さっきまで手を伸ばし切って掲げていたスマホ、この時はのんびりと構えられます。しかも写り込みもなし。

おかげさまで何枚も写真を撮り、山車の上に乗る男性たちに手を振り、ファンサまでいただけました。

「視点を変えて、違う選択肢をする。新しいアイデアを出す方法の一つで、職場の活性化にも繋がる」

ビジネスシーンで教えていただいた言葉が、なんてことない日常でも姿を変えて私に教えてくれました。そうか、普段通りの道を頑なに行こうとするよりも時には横道にそれでもいいのかもしれませんね。

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