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継続って難しい。孤独と虚無感と闘うアラサー。

春の都会。
春休みで快晴で外出日和。

家族連れ、カップル、学生。みんな幸せそうに楽しそうに歩いてる。

そんな中わたしは、マツエクサロンに行くためにひとりで都会を歩く。

いつも通り、マツエクのリペアをして少し増えた睫毛にすっぴんマスク、帽子を被り都会をうろつく。

朝ごはんも食べずに出てきたから、お腹がすいてしょうがなかったけど、レストランはどこでも混んでるから諦めて、在来線のグリーン車でひとり寂しくサンドイッチ食べながら帰る。
コンビニのサンドイッチじゃなくて、少し高級なヒレカツサンド。お肉が柔らかくて美味しい。

空腹は満たされつつあるけど、心は満たされない。
本当は「今日なにかの予定が入るかも!」という淡い期待を込めて、マツエクサロンはお昼すぎの予約をとっていた。
化粧を直して向かったら14時くらいでちょうど良いデートの待ち合わせ時間になる予定だった。

ーでも、そんな相手は居ない。

せっかく、睫毛がふさふさになって、見るに堪えない顔が少しばかり華やかになったのに、見せる相手がいない。

孤独と虚無感と闘いながら帰宅する。

あー、お寿司食べたかったな。
回らないお寿司じゃなくて、むしろ回転寿司にふらっと気軽に誘えるような相手が欲しい。

「いまからスシロー行こ?」みたいな。

アプリも続けてるけどなかなかご縁がなくて、メッセージをしている相手さえもいない。
そもそも継続することが苦手な性格だ。

はぁ、虚無感。
なんもやる気が起きない。
季節は暖かくなっていくのに、わたしの心は暖まらない、満たされない。
だから余計、そのギャップが哀しくなってくる。

今日もわたしは、孤独と闘う。

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