沈香とスピリチュアル
「沈香はスピリチュアルで使用されることがありますか?」と聞かれることがあり、沈香とスピリチュアルについてnoteでお話するのも良いのではと思い書くことにしました。
スピリチュアルは様々な意味を含む言葉です。
ですので、スピリチュアルの定義を「浄化、宗教や儀式、神秘的なパワー」として、お話していきます。
沈香は、総ての沈香の木にできるのではなく、数百本に一本の中で稀に木の中の樹脂成分が集まり、沈着凝集された物が時間の経過につれて”沈香木”になると云われています。
その沈着した部分だけを採り出した物が”沈香”になります。
沈香の中でも更に貴重な伽羅と呼ばれる物があります。伽羅は日本や中国、アラブなどで、高値で取引されており、日本では古来より織田信長などの権力者達を魅了しています。
沈香は大自然の中で奇跡的に生まれ、人を魅了する貴重なものであることからも、神秘的なパワーを感じます。
宗教や儀式的な観点から見ても、沈香は仏教において重要な物と考えられています。
仏教の開祖であるお釈迦様は沈香が好きで良く焚いておられました。
涅槃に入られた時(亡くなられる時)には、弟子たちは沈香をお供えとして焚きました。
これが焼香の始まりだと言われています。
その為、日本のお香は「お香=沈香」とも考えられています。
古来よりお香は仏教の儀式で使用されてきましたが、今ではヨガや瞑想、マインドフルネスの際にも使用されていると云われています。
これらの内容からもスピリチュアル的に沈香は神秘的なパワーがあることが伝わってきます。そして、この記事を読まれている方が一番知りたいと思われることは、浄化に沈香は使えるのかと言うことなのではないでしょうか。
私個人の考えとしては、十分に浄化として使用できるものだと感じます。
浄化と言えばホワイトセージやパロサント、木の樹脂(レジンインセンス)を思い浮かべる方が多いと思います。
(補足:スピリチュアル的な浄化は植物を焚いた時に出る煙で浄化を行ないます。)
これらは自然より取れる植物で、古来より様々な儀式や薬として使われていたものが、近年パワーストーンやタロット、部屋や人の浄化(ヒーリングなどを含む)などの用途としても使うようになりました。
沈香も同様に自然の恵であり、儀式や漢方薬として古来より使用されて来たことからも浄化として十分に使えることが分かります。
また、焼香や白檀も同様に浄化に使うことに適していると感じます。
焼香は、沈香の香りをより引き立たせるために漢方薬に使われる丁子(クローブ)やかっこう(パチョリ)などが入っているからです。
白檀は、焼香にも必ずと言っていいほど入っていますし、宗教的儀式にも古くより使われています。
特に、沈香や白檀、焼香は香りが良いため、部屋や人の浄化に効果が高くヒーリング効果があると感じます。
沈香での浄化に興味がある方は、是非試してみては如何でしょうか。
私がお勧めする浄化に最適なお香を紹介します。
お勧めの沈香・白檀
沈香
上ツメシャム 刻み
中泥沈み 刻み
白檀
老山白檀 刻み
フィジー白檀 刻み
お勧めの焼香
伽楠香
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