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単身赴任で大阪に行っている夫の裕司の分まで夕食を作った。 テーブルに差し向かいでそれを並…
ワタシは、今までのワタシではなくなった。 過去を脱ぎ捨てた。 赤子のように未来だけを背負…
胸騒ぎがした。単身赴任をしている部屋へ、内緒で1日早く行ってみた。 やっぱり私の予感は、…
裕司の部屋。 裕司の香り。 うずたかく積まれた本。 皺のない真白いシーツときちんと四角形…
カーテンの開く音。 部屋中に満ち溢れた光で目を覚ます。 手を伸ばした。 美月はいない。 …
となりで眠っている貴島さんの心地よい寝息。 カーテンの隙間から、こぼれ出た朝日に照らしだ…