自分の事⑤全身麻酔・一度骨を折ってもう一度固定する手術~超一流の三流人生
中学卒業式間近の事
当時流行っていたビリヤードを友達(バスを乗り継ぎ1時間程の場所)の家の近くのイトー○ーカドーの中のゲームセンターでやる事に。
ビリヤードをやる前にゲームセンターで遊んでたら、まぁ時代ですかね…
カツアゲ君に出逢いました。
私も友達もガクブルだったと思いますが、そこでお金取られたら帰れないと思いちょいちょいっとやり合ってしまいましたm(_ _)m
それで右手骨折
近くの整骨院に行ったらそのまま固定されたのですが、小指が変な方向に曲がったままなので総合病院に行ったのです。
「これはマズイよ」と医師
直ぐに手術を。
卒業式まで待って貰い、翌日入院からの手術
全身麻酔で眠らせて、もう一度骨を折り、正しい形にして固定する。という事。
聞くだけで身震いする…
全身麻酔をする為前の晩から何も食べられずそのまま手術に。
………
病院の手術室
点滴である程度眠い状態からボーッとしてる時に
「じゃあ麻酔打つからね」と言いなんだか大きな注射器を持った麻酔科医がニヤリ。
ちょっと待って下さい!!
それ何処に打ちます??
「安心して。点滴の管に打つから」
ほぅ…なら大丈夫
管に注射を打った瞬間頭がズンと重くなり意識が朦朧と…
次にマスクをはめられ、看護師が
「一緒に10まで数えますね」
「ひとーつ」
「ふたーつ」
「みー…」
あっという間にオチたお好み中学生
………
気が付いた時には
「はい。終わりましたよ」と看護師さんの優しい声
何も感じないまま終了。
ふと見ると自分の手術着がはだけてて殆どパンイチ状態。
始まる前は一人だった看護師が5人になってました。
もう一度骨を折る時に相当痛かったようで
「あなたものすごく暴れたのよ」
暴れる私を抑え付ける為に助っ人を呼んだらしい( ̄▽ ̄;)
あぁ…
すみません
ご迷惑を…
そんなこんなでその日からギプス生活の始まり。
………
その晩
二人部屋に一人で入院
用意された食事も鼻に酸素の管を入れられているので動けない。
前の晩から何も食べてないので腹ぺこ。
食事が運ばれてきましたが
「酸素終わったら食べて良いよ」と看護師
はい…
腹ぺこでヨダレが出る中、中々終わらない酸素
一時間しても終わらないのにイライラして、引っこ抜いて食べた病院食
すっかり冷たくなった病院食
こんなに美味いと感じた事はなかったです。
しかしそこは卒業したばかりの中学生
足りる訳もなく、家が近かった事もあり脱走を試みるも見つかり連れ戻される…
空腹で怒りすら覚えたお好み中学生は、病院の公衆電話から親に電話
「腹減って死にそうだからコンビニでパンとおにぎり買ってきて」「入れないから非常出口の鍵開けるから」
結局そこでも当直に見つかり母子で怒られる事にw
でも差し入れは認められ、お腹を満たしてその日は眠る事が出来ました。
次の日退院して、午後から高校の野球部の練習に参加しました。
当時の野球部の一年生なんて、グランドには入れずボールも触らせて貰えず、ひたすら行進と発声練習のみ。
骨折しててもほぼほぼ問題ない状態であったし、1ヶ月後にはギプスも取れて普通に練習してました。
若いって素晴らしい!!
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