見出し画像

ドリズラージャケット

今回はドリズラージャケットを紹介します☔️☔️☔️

ドリズラージャケットとは雨天時用のゴルフジャケットです。

着丈が短く、ジップアップとなっている

名前の由来は霧雨を意味するdrizzle(ドリズル)から来ており、McGREGOR(マックレガー)社により開発されました。

1921年ニューヨークで創業

「ドリズラー」は登録商標となっているため、他社のゴルフジャケットの多くはスイングトップと呼ばれています。

ではディテールを見ていきましょう。

ラグランスリーブ

着丈は短く、袖はラグランスリーブになっています。

袖の構造について解説します。

イラスト向かって左がラグラン 右がセットイン

セットインスリーブとは、袖(赤斜線部)が肩から脇へかけて垂直に縫われている一般的な構造です。
ほとんどの服はこの形状となっています。

ラグランスリーブとは、袖が襟元から脇にかけて斜めに縫われている構造です。
腕を動かしても肩周りが張らず、可動域を広くすることができるため、スポーツウェアに多く採用されています。

袖の構造からも、このアイテムがゴルフウェアであることが分かりますね。

チンストラップ

襟にはチンストラップが付いています。
チンストラップとは、襟のフィット感を高め、風の侵入を防ぐものです。
カバーオール等の古着にも付いているものが多く見られます。

材質はコットンとレーヨンとなっており、さらりとした着心地となっています。

ドリズラージャケットは1945年〜現行のものがあり、幅広い年代となっています。

こちらのアイテムはブランドタグから推測すると、70年代のもとだと思われます。

SERVALジップ


ジッパーでおおまかな年代を判別する方法もありますが、長くなるのでまた別の章で紹介します。

マックレガーのドリズラージャケットも、他のブランドのスイングトップも、春・秋に重宝する古着の定番ライトアウターとなっていますので、是非取り入れてみてください⛳️🏌️‍♂️

とりあえず見付けたら全員買った方が良いと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?